お江戸東京新春開運ポタ① | 旅は未知連れ酔わな酒

お江戸東京新春開運ポタ①

井の頭公園お茶の水 チャリンコ

今年の初乗りは、「古き良き東京を辿る旅」をテーマに、江戸で初めての上水道の一部である神田川を下り、由緒正しい神社仏閣を巡ってきました。

井の頭公園~神田川~神田神社~両国~浅草~下谷神社~上野~湯島天神~護国寺といったコースです。

こちらは、井の頭公園の池の端にある、「お茶の水」井戸。現在は宅地化のため、地下水をポンプアップして放流していますが、そう遠くない昔まではきれいな清水が湧き出ていたそうです。

ちなみに、僕の生まれ故郷である三鷹市は、今でも蛇口から出る水は湧き水と水道水の混合です。蛇口をひねれば美味しい水が出てくるという環境で育ったので、引っ越した先では苦労して来ました。東京生まれの割には、水環境には恵まれていました。武蔵野地区は水の豊富な自然豊かな場所です。ちょっと郷土愛・・・。

井の頭弁天

井の頭池に浮かぶ、井の頭弁財天にお参り。実家を出るまで、初詣といえば必ずここでした。ここでお参りをして、隣の茶屋でおでんとそばとぜんざいを食べる。これが僕のお正月でした。久しぶりにお参りしたので懐かしさでいっぱい。

神田川上流端と愛車

井の頭池沿いに走り、神田川の上流端へと到着。ここが隅田川まで注ぐ神田川の始まり。決して多くは無いですが、水がさらさらと流れ出て海を目指して行きます。

井の頭公園内神田川昔ながらの土手

井の頭公園の敷地内までは、川に降りられるような昔ながらの小川の雰囲気を残しつつ整備されています。きっと昔の川って、みんなこんなのどかな情景だったのでしょうね。

神田川沿いの井の頭線富士見ヶ丘車庫

川はすぐにコンクリで固められた、いわゆる「三面張り」の情けない姿になってしまいます。それでも、川には蓋がされ暗渠になるのが当たり前である東京都市部で、全線に渡って自分が川であることを主張できる神田川は、まだ幸せな方なのかも知れません。

久我山駅を通り過ぎ、京王井の頭線の富士見ヶ丘車庫の裏手を通ります。井の頭線にはここの車庫しかないため、かなり広い敷地になっています。井の頭線のレインボーカラーのカラフルな車両が休んでいる横を軽快に通過。

神田川高井戸駅の桜並木

そのまま進むとすぐに高井戸駅に接近します。ここで環八を渡ると、その先には見事な桜並木。ここは桜のシーズンになると結構な人出で、僕もよく見に行きます。電車から眺める、まっピンクな車窓もまた、きれいですよ!その時期だけ、出勤するのがちょっとだけ楽しくなります。

神田川を泳ぐ鯉

かつて「ドブ川」と呼ばれ、洗剤の泡で覆いつくされ悪臭を放っていたという神田川も、東京都の清流復活事業によってここまできれいになりました。鯉が泳いでいます。場所によっては、鮎の遡上も確認されているようです。

神田川を渡る井の頭線

高井戸、浜田山と通り抜け、ここで井の頭線をくぐります。この先から、いよいよ僕の生活圏外。あまり足を伸ばさない地域なので、ゆっくり楽しみながら走ります。

★お江戸東京新春開運ポタ
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