コテージパイ・鯛のカルパッチョトマトマッシュルームマリネ添え・ローストビーフ | 旅は未知連れ酔わな酒

コテージパイ・鯛のカルパッチョトマトマッシュルームマリネ添え・ローストビーフ

鯛のカルパッチョフレッシュトマトとマッシュルームのマリネ添え お肉

今日はちょっと特別な日だったので、おうちでごちそうを作りました。

まずは前菜、「鯛のカルパッチョ・フレッシュマッシュルームとトマトマリネ添え」。


  1. トマトは中の種(ジュルジュルした部分)をスプーンで除き、5ミリ角の角切りにする。

  2. 角切りにしたトマトに、オリーブオイル、塩、コショー、バジルを加えてよく混ぜ、冷蔵庫で寝かせる。

  3. マッシュルームと鯛は、できるだけ薄く切る。

  4. 皿に鯛をきれいに並べ、その上にマッシュルームを散らし、更に上から2のマリネしたトマトを載せる。

  5. 全体に塩、コショー、バジルを振り、オリーブオイルを好みの量掛ける。

  • カプレーゼのようにトマトを主役にするときは種を残しますが、今回は淡白な鯛に合わせるので、果肉のみ使用しました。(種はもちろん違う料理に使いましたよ!)その方が雑味の無い、バランスの取れた味になります。
  • 恥ずかしながら、マッシュルームは生で食べられるということをついこの前知り、早速実践。淡白な鯛と甘酸っぱいトマトを、キノコの香りと独特の食感が上手く橋渡ししてくれます。
  • トマトをマリネするときは下味程度に。ソースにするのではなく、あくまでもトッピングです。後の5の手順でしっかり味を決めましょう。

ローストビーフ

そして今回の主役、「ローストビーフ」。わざわざ新宿までお肉を買いに行ってしまいました。


  1. 牛モモ肉ブロックは、使う1時間前に冷蔵庫から出し、室温に戻しておく。

  2. 1のモモ肉に、塩、コショー、ニンニク(少量)をよくすり込む。

  3. ニンジンは薄いいちょう切りに(剥いた皮も使用)、玉ねぎは薄くスライスし、クレソン(セロリやパセリでも可)は適度な大きさにちぎっておく。

  4. フライパンにオリーブオイルを熱し、モモ肉の全面を強火で焼き固める。

  5. 天板(うちはティファールなのでフライパンのまま)に3の香味野菜を敷き詰め、4の肉と油を載せ、200℃に予熱しておいたオーブンで15分焼く。

  6. 15分経ったら、モモ肉を裏返して上から溜まった油を掛け、さらに15分ほど焼く。

  7. 焼きあがったモモ肉を取り出し、アルミホイルで包み30分ほど落ち着かせる。

  8. フライパンに天板の野菜と油、肉汁を移し、天板にお湯を注ぎ旨みをこそげ取り、フライパンに流し入れる。

  9. 8のフライパンを中火にかけ、赤ワイン、コンソメを加え好みの濃度になるまで煮詰める。

  10. 煮詰まったら網で野菜を漉し、煮汁に塩、コショーを加えて味を調え、バターと練った小麦粉を入れてとろみを付ける。

  11. モモ肉を好みの厚さに切り分け盛り付けて完成。

  • 使用する香味野菜はお好みのもので。玉ねぎは必須です。後で作るグレービーソースの甘味とコクの元になります。
  • 焼く時間は肉の大きさや形によって変わります。今回いつもと同じグラムだったので同じ時間焼いたのですが、形が三角形だったので芯が生になってしまいました。焼き上がりは竹串を刺して、中の温度をしっかり確認した方がいいですね。

コテージパイ

ローストビーフに合わせる主食は何がいいかな?と悩み、ネットで見つけた「コテージパイ」を作りました。イギリスのお袋の味だそうです。


  1. フライパンにバターを溶かし、粗みじんにした玉ねぎ、ニンジン、マッシュルームをしんなりするまで炒める。

  2. 野菜がしんなりしたら牛ひき肉を加え、練らないように気をつけつぶを残すようにほぐしながら炒める。

  3. 牛の色がしっかり変わり肉がほぐれたら、小麦粉を加えてよく混ぜ、トマト缶、コンソメ、コショーを加えて中火で煮込む。

  4. じゃがいもは皮を剥き、火が通りやすいよう3cm程の角切りにし、充分に柔らかくなるまで塩茹でする。

  5. 3の煮汁が煮詰まり好みの濃度になったら、塩、コショーで味を決める。

  6. じゃがいもが茹で上がったらしっかりお湯を切り、かたまりが残らないようにしっかり潰す。

  7. 6にバターを加えてよく混ぜ、生クリームを様子を見ながらちょっとずつ加えて混ぜ、ボッテリとしたマッシュポテトに仕上げる。固さが決まったら、塩で味を付ける。

  8. 耐熱容器に5のひき肉を敷き、上から7のマッシュポテトを均一の厚さになるように載せる。

  9. 8の表面にフォークで引っかき傷を作り、200℃に予熱しておいたオーブンで30分焼く。

  10. 表面がキツネ色になれば完成。

  • 牛ひき肉は、あれば一度挽きを使うと更においしくなります。お肉の存在感が全然違います。また、炒める際は潰さず、練らず、お肉がポロポロにほぐれるように注意します。
  • 3の時に必ず小麦粉を加えてください。煮込んだときにとろみとなり、ソースがまとまりやすくなります。これをしないと、ただのシャバシャバしたミートソースになってしまいます。
  • マッシュポテトの固さはお好みで。今回柔らかめにしましたが、ふんわりとした優しい食感になりました。逆に固めにすれば、おイモの存在感がでて、しっかりした主食になりそうです。
  • 5の段階でひき肉はしっかり煮詰めてください。マッシュポテトが柔らかい食感なので、土台がしっかりしていないといけません。
  • オーブンで焼くときはしっかりと。表面はサクッと、中はホクホクのおいしい状態に仕上がります。
  • 好みで上にチーズを載せてもいいらしいです。

このコテージパイ、だいぶ前に「世界の果てまでイッテQ」という番組で、ベッキーがイギリスのおばあちゃんちまで食べに行っていたのを見て、初めて知りました。

パイなのにパイ生地を使わないので、手軽にできるな~、と思っていてその後すっかり忘れていました。

そんなときネットで偶然再会。こりゃ作るしかない!と思い作ってみると、めちゃくちゃ簡単、めちゃくちゃ美味しい!材料も安くあがります。

この料理はイギリスのお袋の味らしく、レシピを調べてもコレ!といった基本形が無いようです。家庭によりレシピが違うのでしょうね。その分、我が家流にアレンジすることもできます。

トマトソースではなくデミや赤ワインで煮てみたり、チーズを掛けてみたり、イモの固さを変えてみたり。

この料理はすっごく気に入ったので、試行錯誤してしまちゅうレシピを完成させてみたいと思いました。

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