菜の花と新玉の春ボナーラ | 旅は未知連れ酔わな酒

菜の花と新玉の春ボナーラ

菜の花と新玉の春ボナーラ 目分量レシピ

ブログをお休みしていた間で、随分東京も春らしくなってきました。といえども、まだまだちゃんちゃんこの手放せない日々。今年の春の到来は遅いですね。

それでもスーパーの野菜売り場には、着々と春の顔ぶれが揃い始めています。この日のメインに選んだのは、新玉ねぎと菜の花。どちらもこの時期にしか食べられない、まさに今の野菜たちです。

やっぱり、季節のものを食べるっていいものです。香りも味も良く、まさに食べ物から元気をもらえます。

今回は、菜の花と新玉の春ボナーラをご紹介。


★菜の花と新玉の春ボナーラの作り方


  1. 菜の花は4等分程度に、新玉ねぎは縦半分に割り、繊維に対し直角にスライスする。ベーコンは短冊切りにする。

  2. 大なべにお湯を沸かし、スパゲティーを茹でる。

  3. フライパンにオリーブオイルをひき、ベーコンを炒める。

  4. ベーコンから油が出てきたら生クリームの半量を加えて少し煮詰める。

  5. 新玉ねぎを加えてひと混ぜし、味見をして塩、コショーで味を調え、火を止める。

  6. ボールに全卵1個、卵黄2個を入れ、粉チーズと生クリーム残り半分を加えてよく混ぜる。

  7. スパゲッティーが茹で上がる30秒ほど前に菜の花を加え、5のフライパンに点火する。

  8. スパゲッティーが茹で上がったらざるでしっかり湯切りし、フライパンに入れる。

  9. 極弱火で全体を軽く混ぜ、火を止めて6の卵液を加えてすばやく全体をしっかり混ぜる。

  10. 皿に盛り付け、コショーを掛けて出来上がり。

  • カルボナーラにはいつもは生クリームは加えませんが、今回は菜の花との絡みを良くするため加えました。
  • 生クリームの全量を卵液に入れてしまうと濃厚さが無くなり、逆に卵液に一切加えないと具だくさんカルボナーラの場合はダマになりやすいので、半分ずつに分けて使いました。
  • 新玉ねぎは繊維を断ち切り余熱程度でさっと火を通すことで、甘味と独特なふんわりとした食感を出します。シャッキリ感を出したい場合は、繊維に沿ってスライスします。
  • 全卵1:卵黄2、これが僕のカルボナーラのお気に入りの比率です。丁度良い濃厚さが味わえます。
  • 卵がダマにならないよう、あらかじめクリームソースをある程度絡ませておきます。卵液を加えるときは必ず火を消し、余熱で手早くクリーム状に仕上げます。
  • いつもシンプルなカルボナーラを作るときは、あらかじめ炒めて粗熱を取ったベーコンや玉ねぎをボールの中で卵液と合わせ、茹で上がったパスタをボールの中で和えています。こうすることでパスタの余熱で加熱され、ダマにならずに失敗無く作ることができます。
  • クリームと卵、チーズのコクと柔らかな風味の中に、菜の花のほろ苦さと新玉の甘さを感じ、春らしい優しい仕上がりになりました。味付けはシンプルにですが、コショーを少し効かせたほうが全体が締まっていいでしょう。

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