スーパーへ行くと、とても美味しそうな豚肩ロースの厚切り肉を発見。とんかつやポークソテーの気分ではなかったのですが、あまりにも美味しそうだったのでひとまずカゴへ。
買うのを決めたのはいいのですが、どうやって食べるかが思いつきません。色々悩んでいるうちに面倒になったので、それなら野菜もまとめてとっちゃえ！ということで、夏野菜をたっぷりと使ったラタトゥイユ風のソースを合わせることに。
いつもならトマト缶を使うところですが、夏野菜が元気な今、せっかくなので全てフレッシュな野菜で揃えてみることに。すると意外とトマト感の強くない、野菜の旨味が凝縮された美味しい煮込みになりました。
今回は、たっぷり夏野菜の元気カツレツをご紹介。
★たっぷり夏野菜の元気カツレツの作り方
- にんにくはスライス、トマト、なす、ズッキーニ、玉ねぎは大きめの角切りにする。
- シチューパン（無ければ蓋のできる厚手の鍋）に多めのオリーブオイルをひき、にんにくを炒める。
- 香りがたったらちぎった鷹の爪、切った野菜をすべて加え、塩、コショーを軽く振り炒める。
- 油が回ったら蓋をし、弱火でじっくり煮込む。
- 野菜がとろとろになったら味を見て、塩を加えて調整する。
- 豚とんかつ用肉は室温に戻し、筋に包丁を入れる。
- バットに小麦粉、水を入れてよく混ぜ、バッター液を作る。もうひとつバットを用意し、パン粉を入れる。
- 6をバッター液にくぐらせ、パン粉を全体にまぶしてギュッと押さえ、余分なパン粉を落とす。
- フライパンに多めのオリーブオイル、バターを溶かし、8をのせて強めの弱火で焼く。
- 表面がこんがり焼けたら裏返し、裏面も焼き色が付くまで焼く。
- ほぼ火が通ったら溶けるチーズを載せ、蓋をしてチーズが溶けるまで焼く。
- 皿に5のソースを敷き、焼けたカツレツを上に載せる。
- 今回はフレッシュな夏野菜の水分だけでソースに仕立てました。野菜の旨味が濃いので、味付けは塩とコショーのみで十分です。
- 水は使わないので、きっちり蓋のできる鍋で作るのがポイント。厚手の鍋の方が焦げにくく、野菜が芯からとろけます。
- 普段ラタトゥイユを作るときは野菜を大きめに切りますが、今回はソースとして使うので角切りにしました。短時間でとろとろになり、食材との馴染みがよくなります。
- このソースを多めに作って冷凍しておけば、チキンステーキやトマトグラタン、パスタソースなど色々なものにアレンジできそう。
- 豚肉を室温に戻しておくことで生焼けを防ぎ、焼きすぎずしっとり柔らかに仕上がります。
- 水と小麦粉を合わせたバッター液を使えば、カツレツやフライも簡単に。
- 溶けるチーズによって塩分が違うので、載せる量は調整してください。
コメント