Road to 温泉 ~瀬音の湯を目指して~ | 旅は未知連れ酔わな酒

Road to 温泉 ~瀬音の湯を目指して~

多摩川原橋 チャリンコ

今日は前々から行きたいと思っていた、五日市の温泉「瀬音の湯」へとペダルを漕ぎました。

自宅~環八~甲州街道~鶴川街道~多摩川~都道7号(睦橋通り・五日市街道)~檜原街道~瀬音の湯~檜原街道~都道7号(五日市街道・井の頭通り)~自宅というコース。

写真の多摩川原橋から多摩川サイクリングコースへと入ります。

多満自慢石川酒造

福生あたりで睦橋通りに入るためにサイクリングコースからエスケープします。その途中にある「石川酒造」。東京の有名地酒、多満自慢の醸造元です。

白壁の酒蔵が並び、中には酒蔵を始め、地ビール蔵、蕎麦蔵と、お酒や地ビール、おいしいものを楽しめる施設が詰まっているそうです。

ちゃりんこでは何度も横を通過しているのですが、今度是非、電車で行ってみたい場所です。(チャリだと飲めないんだもん~)

武蔵五日市駅

睦橋通りと五日市街道は、通りは違えど同じ都道7号線。まぁ睦橋通りはバイパスといったとこでしょうか。

途中で五日市街道に合流し、7号線終点の武蔵五日市駅へ。本当に駅に突き当たるような形で終点になっています。名は体をあらわす、ですね、五日市街道。

僕ら多摩地域の出身者には馴染みがある場所では?この先すぐに秋川キャンプ場があり、みんな遠足で飯ごう炊さんをした思い出があるんじゃないでしょうか。

檜原街道杉並木

駅前のT字路を左へ、檜原街道へと入ります。駅から10分も行けばこの景色です。

ぱっと見、箱根?日光?どこの田舎?これでもれっきとした東京都です。フィトンチッドいっぱい。

瀬音の湯外観

自宅から2時間半漕ぎっぱなし、やっと目的地の『秋川渓谷瀬音の湯』へと到着。秋川渓谷沿いの山腹に、木造平屋の風情ある建物が横たわっています。

地元特産物をそろえたお土産屋さんも併設。手作りのお弁当や饅頭なども売っているので、それらを買い込んで湯上りに楽しむのもいいかもしれません。

入湯料は3時間まで800円、アルカリ性単純泉(ph10.1)です。内湯は源泉加温掛け流し、露天は源泉加温循環です。露天横にはサウナと水風呂も。

無色透明の温泉ですが、浴感はさすが強アルカリだけあってヌッルヌル。ほんのり硫黄の香りも感じられます。

湯上りは肌がピチっと張るような弾力が生まれ、美肌の湯といったところ。

露天からは山を望むことができ、下を覗き込めば秋川渓谷が流れています。小鳥のさえずりと渓谷沿いの風がとても気持ちいい。

内湯も大きな窓から大自然を眺めることができ、肩まで浸かれば湯船と森が一体になったようななんともいえない感覚に。このロケーション、来た甲斐がありました。

瀬音の湯テラス

湯上りには開放的なテラスで休憩しましょう。若草色の芝生の中を小川が流れ、遠くには山々を見渡すことができます。

川を渡ってきた心地よい風が、温泉で火照った体をやさしく冷ましてくれます。

瀬音の湯つり橋

檜原街道から瀬音の湯へは徒歩ルートと車道があります。行きは車道を通ってきたのですが、これが結構な坂。

さすがに帰りに急坂はキツいので徒歩ルートを通ることに。もちろん自転車は押して歩きます。途中ちょっとした階段があるので自転車を担ぐ必要があります。

檜原街道へ出る手前、写真のような吊り橋で秋川渓谷を渡ります。

吊り橋って、上にワイヤーが無かったっけ?どうやら手すり部分で支えているようです。あるはずのものが無いのでかなり不安。

ところが渡ってみると全然揺れません。最近の吊り橋は進化したんだなぁ。

つり橋からの秋川渓谷

吊り橋上から下を覗くと、秋川渓谷のダイナミックな眺めが。何人かが釣りをしていました。本当に東京とは思えない景色です。癒されるな~。

帰りは檜原街道から延々と都道7号(五日市街道・井の頭通り)をひたすら漕いで帰りました。

自宅のすぐ近くを通る五日市街道。車の免許を持たない僕にとっては、五日市へと繋がっているのは知っていてもなんとなく実感が湧かないもの。

今回のコースは五日市街道の五日市街道たる所以を身をもって体感しました。

本日の走行データ
走行距離 95km
走行時間 5時間
消費カロリー 889kcal
標高差 213m

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