冬の近畿 食い倒れ旅 ~1日目 ①~

東海道新幹線N700Aのぞみ

今年もやってまいりました、恒例の冬の旅!大雪に見舞われた山陰旅行から早2年。とてもとても楽しみにしつつも、たどり着くことのできなかった城崎温泉。その悔しさを抱きつつ過ごしてきましたが、今回、ついについに、憧れの城崎リベンジを果たすことに。

ということで、今回は城崎ありきで行程を組むことに。普段なら僕が案を提示して決めていくのがパターンなのですが、今回はほぼ全部相方さんのプラン。どうやら色々と食べたいものがあるようで、それを結んで行程が完成。珍しく人に任せっきりの旅行のため、何となく気楽な旅立ちとなりました。

東海道新幹線のぞみ車内で万かつサンド

いつもならここで駅弁といくところですが、今回は初日の昼食からお楽しみが待っています。ということで、朝食代わりにと万かつサンドで小腹を満たすことに。

小さい頃、家族で行った思い出のある万世。その万世が手掛ける万かつサンドですが、これまで何故か一度も買う機会がありませんでした。

今回初めて食べましたが、冷えていても硬さやパサつき感も無く、美味しくてびっくり。中にはしっかりと分厚いカツがサンドされているので、サイズ以上のボリューム感。これでこのお値段ならまた買ってしまいそう。

東海道新幹線車窓を流れる雪化粧の丹沢

のぞみは快調に走り、車窓には雪化粧の丹沢が。この数日前に大雪に見舞われた関東地方。その名残が、青い冬の空に映えます。

東海道新幹線車窓に広がる富士山

そして、東海道新幹線と言えばコレ!富士山のお出まし。今日は頭を雲に隠していますが、雄大に伸びる裾野に、その大きさを実感。

小さい頃、初めて新幹線の車内から見た富士山。山梨側からは良く見ていた富士山ですが、静岡側からの富士山は全く違う表情で、その美しさに今一度感動を覚えたことが鮮明に蘇ります。

山梨側の力強い富士山も好きですが、静岡側の裾野を広げる優美な富士山もまた大好き。初めて新幹線から眺めた富士山は、その大きさも、美しさも変わらずに、大人になった僕を楽しませてくれる。富士山、好きだなぁ。

東海道新幹線から眺める冬晴れの浜名湖とサイクリスト

快晴の空の青さを湛え、きらきらと輝く浜名湖。そこへ架かる橋を快走するサイクリストの列。

いやぁ、気持ちよさそう。ここ数年、仕事やら何やらで忙しく、全く自転車に乗れていない僕。このような光景を見ると、やはり自転車の楽しさが蘇ります。今年は整備して乗れるかな。いや、乗りたいな。

あつた蓬莱軒松坂屋店

浜名湖を過ぎれば、名古屋まであと少し。のぞみは順調に走り続け、あっという間に名古屋の栄に到着。品川を出てから2時間で名古屋の中心地に居る。新幹線の早さにはいつも驚かされます。

今回、なぜ名古屋で降りたのか。今夜の宿への入口であることもそうですが、一番の理由はここへ来たかったから。あのひつまぶしで有名な、『あつた蓬莱軒』です。

あつた蓬莱軒のひつまぶし

初めてこちらのひつまぶしを食べたのは去年のこと。熱田神宮のすぐ近くにある神宮店で頂いたその味が忘れられず、また食べたい、また食べたいと思い続けてきました。

そして今回叶った再訪。久しぶりのひつまぶしとの対面に、よそう作業もまどろっこしく感じます。

こちらの鰻は蒸さずに焼くため、皮目のパリッとした香ばしさと脂の旨さが特徴。そのままで、海苔やねぎ、わさびの薬味を載せて、だしを掛けてお茶漬けに。その3通りの食べ方を楽しめるひつまぶしですが、僕は薬味を載せたものが一番好き。

3通りの食べ方を楽しみ、最後は一番好きな食べ方で〆る。お茶碗4杯分取れるボリュームとその美味しさで、お腹も心も満たされます。

はっきり言って、鰻は東京が一番美味しいと思ってきました。今でもそれは変わりませんが、変わったのは同率一位が出来たこと。もちろん、それはここ、あつた蓬莱軒。

鰻重として食べるには東京のふっくらと柔らかな鰻が好みですが、こちらの香ばしく脂の載ったこの焼き方もまた絶品。魚としての鰻の存在感を感じる力強さは、お茶漬けにしても失われることはありません。

東京でもひつまぶしは食べられますが、柔らかい鰻ではだしでほぐれて何を食べているのか分からなくなる。やはり、調理法によってそれぞれに美味しい食べ方があるのです。一口に鰻と言っても全く違う食べ物になる。その美味しさを教えてくれたあつた蓬莱軒にぞっこんです。

冬晴れの名古屋の街

今回は、乗り換えのことを考え、松坂屋店にお邪魔しました。訪れたのは祝日の13時過ぎ。長蛇の列が予想され食べられるかすら心配していました。が、運良く1時間もしないうちに中へと入ることができました。

念願のひつまぶしが食べられ、ひとまずこの旅一番の難関はクリア。ひつまぶしの美味しさを再び実感した僕と相方さん。今夜の夕食もこれまたガッツリなので、腹ごなしにと歩いて名古屋駅を目指します。

これから向かうは、松阪の街。ということは、何を食べるかはもうお分かりでしょう。現地でその味を確かめるべく、宿泊を決めた松阪。その時を楽しみにしつつ、晴れ渡る名古屋の街を歩くのでした。

冬の近畿 食い倒れ旅

太鼓橋から眺める夜の城崎温泉街
2014.2 愛知/三重/大阪/兵庫/京都

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