こころ灼くあお、夏やいま。~1日目 ②~ | 旅は未知連れ酔わな酒

こころ灼くあお、夏やいま。~1日目 ②~

那覇空港に駐機中のANAB737南ぬ島石垣空港行き 旅の宿

初の那覇の空気感を存分に満喫し、短いながらも濃い滞在を終え那覇空港へと戻ります。これから向かうは、四度目となる石垣島。僕に夏の新しい顔を教えてくれた、大切な島。

ANAB737南ぬ島石垣空港行き眼下に見えてきた石垣島
飛行機は那覇空港を飛び立ち、上昇しきるまもなく着陸態勢に。すると眼下には、黄金色に輝く海の中浮かぶ石垣島の姿が。僕は初めてこの美しい島を目の当たりにしたときの感動を、未だに忘れられない。だからこそ、こうして毎年来てしまう。

南ぬ島石垣空港
那覇からあっという間の1時間、1年ぶりとなる南ぬ島石垣空港に到着。機外へと一歩踏み出た瞬間から感じる、帰ってきた感。八重山の空気に触れるだけで、なぜか僕の南国属性が目を覚ますのです。

南ぬ島石垣空港で旅人を出迎えるシーサー
ハイサイ、シーサー!1年ぶりに、やっと会えたね!石垣島に着いたら君にご挨拶するのが、僕の中での大切な儀式。こうして毎回ここに来られるという幸せ。この笑顔を見ただけで、僕の幸せな夏は確定する。

東運輸バスターミナル行きバス
シーサー君へのご挨拶を終え、『東運輸』のバスターミナル行きに乗り込みます。それにしても、何度見てもこの塗色は好き。スカイとマリン、二色のブルーに彩られたバスを見るだけで、これから過ごす時間へのワクワクが止まらない。

東運輸バスターミナル行きバスの車窓から眺める石垣の緑と青い海
島風になびく豊かな緑の先に広がる、青い海。3年前、あまりの衝撃的感動の中見たこの光景も、四度目となると何故か感じる安堵感。1年間、頑張ってきて本当に良かった。そう素直に思わせてくれる、石垣島のもつ不思議な力。

石垣島マスコットキャラクターのぱいーぐる
ハイサイ、ぱいーぐる君!約束通り、今年も来たよ!いつも変わらぬかわいい姿で迎えてくれるぱいーぐる君との再会を果たし、石垣島へ帰ってきたという実感が一層強く湧いてくるよう。

ベッセルホテル石垣島
石垣港離島ターミナルから歩くこと7分程、これから5泊お世話になる『ベッセルホテル石垣島』に到着。前回宿泊した際、無料ながら郷土感のある朝食が印象に残り再訪となりました。

ベッセルホテル石垣島ツイン客室
チェックインを終え、早速お部屋へ。普通のビジネスホテルタイプながら、バストイレと洗面所が分かれているのが嬉しいところ。今回はシャワーしか使いませんでしたが、バスタブも最大限広くとる工夫がされ、湯船に浸かりたい派も安心の造りとなっています。

ベッセルホテル石垣島客室からの眺め
部屋からの眺めは・・・、工場ビュー。前回は比較的上の階の部屋だったため、港湾ながら青い海の眺めを楽しめました。まぁでもこの眺めを補って余りあるコスパの良さが、このホテルにはある。今回は5泊の行程でしたが、今までの八重山旅で一番安くあげられたのは内緒です。

石垣島の繁華街に位置する居酒屋8番地
荷物を下ろしてひと息つき、繁華街へと繰り出します。この旅初の石垣グルメ、何を食べようかと迷いましたが『8番地』へとお邪魔することに。前回も、前々回も間違いのない安定の美味しさ。そして何より、地元の人々のことばをつまみに飲める雰囲気が好き。

石垣島居酒屋8番地お通しのかぼちゃの煮物
席に着き冷たいオリオンに幸せを噛みしめていると、お通しのかぼちゃの煮物が運ばれてきます。たかがかぼちゃ、されどかぼちゃ。ホクっと感としっとり感のバランスがとてもよく、甘さも満点。それを邪魔せず引き立てる味付けに、やはりここにして間違いなかったと確信。

石垣島居酒屋8番地刺し身盛り合わせ小
まず注文したのは、刺し身盛り合わせの小。まぐろはみずみずしさと弾力の中に旨味が詰まり、そでいかはもっちりとした歯ごたえと濃厚な甘味が美味。そして今回驚いたのが、黒皮かじき。かじきまぐろとは思えない身の詰まり方で、本州で食べる水っぽいものとは一線を画すしっかりとした味わい。

石垣島居酒屋8番地島豆腐の冷奴
海に囲まれた石垣島、当然ながら魚が旨い。そんな当たり前のことを初めて体感した3年前の記憶と刺身の旨さに浸っていると、島豆腐の冷奴が到着。オリオンにも泡盛にも負けない豆の濃さが魅力的。

石垣島居酒屋8番地タコとイカ下足の唐揚げ
続いては、タコとイカ下足の唐揚げ。たこはぷりっと柔らかく、太いいか下足は弾力と詰まった旨味が堪りません。泡盛、おかわり!

石垣島居酒屋8番地ポークフライ
そして八重山に来たら欠かせない、スパムを使った一品。粗めのパン粉でガリっと揚げられたポークフライは、噛むと染み出す独特の風味がソースと相性バッチリ。

石垣島居酒屋8番地サービスの〆の潮汁
安定感ある旨いつまみに、2人で泡盛1本を完飲。ほろ酔い気分で石垣島に住み着いちゃおっか♪なんて話していると、サービスでスープを出してくれました。今夜は潮汁。臭みの全くない上品かつ濃厚な魚のだしがそうめんを彩り、サービスとは言えぬ完成された一杯に感動してしまいます。

石垣島での第一夜ほろ酔い気分で歩く街
あぁ、旨かった!今年も安定感ある島の味を楽しませてくれた8番地に別れを告げ、夜の石垣の街を歩きます。ほろ酔い気分で眺める街並み。何だろう、1年ぶりという気がしない。僕のもっている何かと調和する空気が、この島には溢れているのかもしれない。

石垣島夜のお供に泡盛与那国
到着後数時間ですっかり石垣ペースを取り戻し、部屋で幸せな時間の続きを味わうことに。今回夜のお供に選んだのは、日本最西端に位置する与那国島の崎元酒造所が醸す、琉球泡盛与那国30度。与那国と言えば60度にもなる花酒が有名ですが、こちらは度数も控えめで、すっきりとした味わいが飲み飽きしない美味しいお酒。

やっぱり泡盛は石垣の空気感あってこそ。自宅で飲む味わいとは全く異なる旨さに酔いしれ、静かに過ごす石垣島の夜。あぁ、本当に来てよかった。久しぶりなのに、すぐに馴染んでしまう。これから5日、八重山で過ごせるという幸せ。その予感と泡盛に酔いしれ、いつしか深い眠りへと落ちるのでした。

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こころ灼くあお、夏やいま。
爽快な青さに輝く竹富島のコンドイビーチ
2019.7 沖縄
旅行記へ
●1日目(東京⇒那覇⇒石垣島)
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●2日目(やいま村・フサキ)
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3日目(真栄里ビーチ)
●4日目(石垣島・竹富島)
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●5日目(石垣島・竹富島)
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●6日目(石垣島⇒那覇⇒東京)
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