冬の山陰味な旅 ~サンライズで暁の、その先へ。4日目 ②~

はわい温泉羽衣

予定していなかったはわい温泉泊。急遽選んだのは、東郷湖畔に佇む『羽衣』。寒い中バス停から歩いてきたので、早く温泉に浸かりたくてどうしようもありません。

はわい温泉羽衣客室

建物はきれいにリニューアルされ、快適に過ごすことができます。通されたお部屋もとても広く、二人ではもったいないほど。

はわい温泉羽衣客室から望む東郷湖雪景色

今回は急な滞在だったため特にこだわりも無かったので、お安い街側の部屋のプランで申し込みましたが、お宿のご厚意でか、東郷湖側のお部屋を用意してくれました。

部屋の大きな窓からは、雪に凍てつく東郷湖を見渡すことができ、冬の旅の風情を演出してくれます。

はわい温泉羽衣湯上がりの雪見ビール

早速浴衣に着替え、温泉へ。お風呂もリニューアルしてそれほど経っていないとみえ、清潔感があり気持ちよくはわいの湯を楽しむことができます。お湯は無色透明のさらりとした肌触り。露天風呂は東郷湖畔に位置し、垣根の間から湖水を眺めることができます。

庭園風に設えられ、木々にはこんもりと積もる雪。こんな冬の温泉らしい旅情を感じられる機会をもらったと思えばいいや。落胆からの激動の一日をはわいの湯に流してしまえば、不思議とそんな風に思える余裕が出てきます。

体の芯から温まり、部屋で冷たいビールを。窓の外に広がる雪景色をお供に飲むビールはまた格別。これでようやく一区切り付いたというもの。

ここまできたらはわいの湯と雪景色を満喫してやろうじゃないか。気持ちを切り替え、旅のハプニングを楽しんでやることにしました。

はわい温泉羽衣冬の東郷湖夜景

のんびりだらだらと過ごし、気がつけば日も暮れていました。湖畔にはぽつぽつ灯る街の明かり。まだ18時前とは思えないような静けさです。

はわい温泉羽衣夕食

今回はとてもお安いプランだったので、お食事に関しては期待していませんでしたが、会場に着くと思ったよりも色々な品が並んでいます。白魚の卵とじや地元鳥取産の豚を使った豆乳鍋など、地元色を感じられるものも。

はわい温泉羽衣うどん

こちらは宿の名前を取った羽衣うどん。きしめんよりももっと幅の広いうどんは、もっちもちの弾力とつるんとした滑らかさ。かなり食べ応えのある美味しい一品です。

はわい温泉羽衣天ぷら

天ぷらは揚げたてを持ってきてくれ、あつあつのところをサクッと食べることができます。この内容で、1人9000円でおつりが来る安さ。予定していなかった温泉泊で痛い出費でしたが、この値段で泊まれるなら大満足です。

はわい温泉の夜に鷹勇純米吟醸なかだれ

明日の山陰本線開通を願いつつ、のんびり過ごすはわいでの夜。今夜のお供に選んだのは、大谷酒造の鷹勇純米吟醸なかだれ。

絞る際に自然に流れ出る部分だけを使うというなかだれは、雑味がなく口当たりまろやか。芳醇な香りととろりとした旨味を感じ、とても美味しいお酒。

そんな美味しいお酒を飲みつつ、明日の行程を案ずる。雪が止んでからだいぶ経つので、もうすっかり大丈夫だと確信していました。が、そんなに甘くはありませんでした。

寝床に入りJR西日本のHPで運行状況を確認してみると、なんと早々に始発から運休予定との情報が。え?運行をあきらめるの早くない?なんで0時過ぎに運休決めちゃうの?と頭中がハテナだらけに。

いくら豪雪だったとはいえ、東北や北海道に比べれば・・・。雪が止んで半日以上経っているのに。明日の朝まで、まだ何時間もあるのに。

余程の大雪で無い限り頑張って動かそうとする東日本や北海道の鉄道を知っているが故に、ちょっとこの感じにはがっかり。雪の質は違うかもしれませんが、こんなんで丸2日も運休などしていたら、もっと雪の多い長野や新潟、東北、北海道などはどうなってしまうのか。

この夜、ほとんど眠れなかったのは言うまでもありません。憧れの城崎行きが危ぶまれる状況の中、悶々と一夜を過ごすのでした。

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三朝温泉依山楼岩崎タグ付き活松葉ガニ温泉蒸し
2012.2 島根/鳥取/京都
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