碧の八重山、至極の夏。~3日目 ①~

台風が去り雲が残る石垣島の空

昨晩遅くから強くなり始めた雨と風。泡盛の心地良い酔いもあって寝ついたのですが、深夜凄い音で目が覚めました。窓へと近付いてみると、外はものすごい暴風雨。サッシの隙間からは雨が入り込み、滝のようにガラスを伝います。

あぁ、これが沖縄の台風なんだ。凄いやぁ。そう思いつつ再びベッドへ。あくる日の朝目覚めてみると、窓から1mほどの部分が浸水してべちゃべちゃに。どうやらサッシの上から下から、色々なところから雨が入り込んでいたようです。

もう窓側が全く使える状態ではなかったので部屋の交換をお願いするも、空室はどこも同じような状態とのこと。もう仕方ない、乾くまで我慢するしかありません。

このとき、確か台風は985hPaくらいだったはず。沖縄の台風未経験の僕は、東京で迎える985hPa程度の認識でいました。ですが深夜の暴風雨はその感覚を遥かに超える激しさ。

台風は気圧の低さでは計れない。海で蓄えたエネルギー満タンで沖縄へとやってくる。この時初めて台風の本場沖縄の凄さを垣間見ました。それでもやはり小型は小型。これが大型、超大型となれば、それはもう凄まじいことになるのでしょう。

石垣島ビーチホテルサンシャイン朝食
一度目覚めた後は、あまりの音によく眠れず睡眠不足に。なので今朝の朝食はかなり控えめ。それでもお気に入りの八重山かまぼこや油味噌で、ご飯を美味しく頂きます。

特にこの油味噌が、お肉ゴロゴロの食べごたえある旨さ。熱々のご飯へと載せれば脂が程よく溶け、甘味と味噌のコクがお米を包み込みます。油味噌、本当に美味しいなぁ。

台風が過ぎ曇天の石垣島の海
食後はお決まりの海辺散歩へ。空はまだまだ雲が残りますが、海の青さは少しずつ復活。昨晩大量の雨が降った海からは心地良い冷気が漂い、すでに暑くなりはじめた空気に一服の清涼を与えます。

石垣島ビーチホテルサンシャインベランダでのんびり
部屋へと戻り、のんびりごろごろ。することもない贅沢な時間の中ベランダへと出てみれば、雲はだいぶ薄くなりほんのりと青空の気配が。

フサキ方面への道を散策
さぁこれからが夏本番!雲が晴れつつあるということで、フサキ方面へと散歩に出てみることに。陽射しはだんだんと強さを増し、首筋や足を灼くじりじりとした感覚を味わいます。

ホテルから北西へとのびる道。最初は住宅街を進みますが、しばらくすると海沿いへ。ごろごろと岩の転がる磯に、白亜の琉球観音崎灯台。どことなく本州チックな海辺の風景ですが、全身に刺さる陽射しがここが石垣島であることを思い出させます。

石垣島唐人墓
海沿いの道を進むと、ひときわ目立つ唐人墓が。これは160年ほど前、奴隷として中国人労働者を運んでいた船内で起きた事件により亡くなった方々の慰霊のために建てられたものだそう。

石垣島観音崎の美し磯
唐人墓の目の前に広がる美しい磯。この付近には命を免れて上陸した中国人労働者の収容所があったそうで、そこでも再び多くの命が絶たれたそう。

人々はこの海をどんな気持ちで見ていたのだろうか。今自分はこうして地上の楽園を楽しむために石垣島へと来ていますが、生まれる場所や時代が違ったらと思うと、この恵まれた環境に感謝せざるを得ません。

石垣島ビーチホテルサンシャイン客室からの眺望
1時間ほどの散歩を楽しみ、ホテルへと戻ります。するとそこに広がるのは、青い空と碧い海。ようやく石垣らしくなってきた♪俄然テンションが上がります。

石垣島ビーチホテルサンシャイン海と一体化したようなプール
照り付ける太陽に居てもたってもいられず、水着に着替えてそそくさとプールへ。こちらのホテルにはビーチがありませんが、この海と一体化したようなプールがあればそれだけで言うことなし。

水に浸かりのんびりと浮遊すれば、目の前に広がるのはコーラルブルーの海と竹富島。それらを覆う空の青さは、自分のなかの全てのものを開放してくれるよう。

石垣島ビーチホテルサンシャインプールサイドで楽しむオリオンビール
あぁ、来たよ。石垣島に、来ちゃったよ!肌を灼く陽射しを存分に浴びつつオリオンビールをプシュっとやれば、もうこれだけで充分とも思える幸せが溢れ出す。

去年初めて知った、自分に潜む南国属性。今年もこうして優雅かつ怠惰に過ごせば、それがホンモノだと気付かされる。このために一年頑張ってもいい。そう思わせる石垣の海に、冷たいビールで乾杯するのでした。

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