計画停電に伴うブログ更新の自粛について

まずは、今回の地震の被災者の皆さまへのお見舞いと、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

いつもこのブログを見てくださる皆さま、今回の地震の被害は大丈夫でしたか?怪我やお家の被害はありませんでしたか?

僕は自宅で地震に遭いました。テレビ台ごと引きずられ、目の前で落ちる荷物や食器の割れる音・・・。それが3度連続で来る恐怖というのは今でも頭に焼き付いて離れません。

幸い、被害はそれだけで済みました。本当に大したことなくて良かったと思います。首都圏直下型が来たら・・・、と考えると不安でなりません。

それでもたかだか震度5強か6弱のこと。震源近くでの恐怖や、迫り来る大津波の恐怖は、想像することすらできません。被災地の方の体だけではなく心の面の健康も心配です。

発災の翌日から出勤し働いていましたが、そこで浮上してきた輪番停電の可能性。夜の会見で実施が発表され、実際のグループ分けが知らされたのはもっと後のこと。

鉄道会社は対応に追われました。そして決定された、大幅な運休区間。唖然としました。首都圏の交通マヒ。前代未聞の異常事態です。

病院や鉄道などの非常に公共性の高いものですら無差別に対象にする計画停電。停電のやり方や判断の煮え切らなさなど思うことは多々あります。ですが、電力が足りないことは事実です。

今更東電を責めても仕方ありません。東電だって、公共性は高いですが一民間企業です。今回の事態は荷が重過ぎることも否めません。ここは日本人お得意の責任追及より、事態の収拾へ向けてみんなで協力するしかありません。

僕ら首都圏に住む人が日々意識することなく自由に使える電気。それは首都圏を外れた全く関係ない場所にある発電所のお陰なのです。

福島の原発を始め、ダムによる水力発電だって、ひとたび大地震が起きれば爆発や決壊などの大きなリスクを背負っているのです。

それを自分たちの土地ではなく別の地域に負担させているのです。そして、今、地元の方々に被爆の可能性が出ています。

計画停電は復興のためと捕らえている方々は多いかもしれません。ですが、僕は全くそうは思いません。

今まで他地方に押し付けてきた東京の電気事情。電気が足りなくなった今、それまでその恩恵を受けてきた僕らが我慢するのは極当たり前のことです。

それでも、これまで原発やダムなど現地にかけてきた負担に比べれば、全然足りないものだと思います。

前代未聞の計画停電。その始まりから大幅な運休まで、実際僕は寝ずの番で一日中対応してきました。確かに対応は非常に大変でした。ですが、印象に残ったのは、乗客の皆さんの潔さ。

普段の事故などの運休とは違い、明らかに今回は皆さん落ち着いておられ、事態を把握し落ち着いて行動されていることが良く伝わってきました。

海外のメディアが、日本人の災害対応力と民度の高さを称賛しているという記事を見ました。本当にその通り。前代未聞の運休劇が大混乱も無く推移するなど想像もしていませんでした。これも乗客の皆さんのご理解のお陰です。

この記事を書いている間も、PCは電力を消費しています。その裏に、電車に乗りたくても乗れない大勢の方々や、今この瞬間も水際で踏ん張っている仲間の顔が浮かびます。

そしてまた数日後、僕もその一員となります。先の見えない停電の影響を考えると、一日も早い電力の復旧と、鉄道の平常運行を取り戻すことを切に願います。

電気を大量に消費する電車。鉄道員として、鉄道好きとして、この異常事態の一刻も早い収束を祈ります。そのためにも、自分にできることから節電を始めました。

暗い事務室での仕事や、自宅では蛍光灯を一本外すなど、その効果は笑ってしまうほど小さいことかもしれません。ですがその積み重ねがいつかは大きな波となり、平穏な日常生活を取り戻すことに繋がると信じています。

ですから、これからしばらくの間、計画停電予定時間帯でのブログ更新は控えさせていただきたいと思います。

僕は夜型ではないので、多分記事の更新はできません。電力の安定供給がなされるまでは、どうか長い目で見守っていただければ、と思います。

東京に住む者、鉄道に従事する者としての小さな決意と思い、どうかご理解下さい。よろしくお願いいたします。