また南部鉄器かよ、と思われてしまいそうですが、そうです、また南部鉄器です。
今回の旅で出会ってしまった、岩鋳のファミリーシチューパン。この色付きのものは廃盤らしく、在庫限りでした。岩手2日目に見つけ、その後10日間も悩みました。
だって、うちはもう鉄だらけ。鉄瓶、グリルパン、すき焼き鍋、フライパン2種、中華鍋。それでも、この鍋が欲しかったのです。
丁度良いサイズと深さは、煮込みだけでなく日常使いとして絶対活躍してくれるはず。岩手滞在中の10日間悩み、結局帰京の前に買ってしまいました。
そして昨日、初めてこの鍋を使う時が。そりゃぁもう感動ものですよ。南部鉄のすき焼き鍋が来て以来、シチューはすき焼き鍋の仕事でしたが、それとの違いは何といっても分厚く重い鉄蓋。
ごろごろ大きな具材が、ものの30分でしっかり煮えてしまう。根菜は芯からしっとりホクホクに仕上がり、チキンレッグはスプーンでほぐれるほど。そして煮込む前にチキンを思い切り焼き付けられるのも、ホーロー加工していない南部鉄器ならでは。もう惚れ惚れです。
今回は、そんな南部鉄器のシチューパンだからこそ作れるメニュー、ごろごろ野菜と骨付きももの一本チキンシチューをご紹介。
★ごろごろ野菜と骨付きももの一本チキンシチューの作り方
- 鶏骨付きもも肉に塩、コショーを擦り込む。
- 南部鉄器のシチューパン(煮込み鍋)にバターを溶かし、1の鶏を皮目を下にして置く。
- 蓋をして中火で焼き、皮がこんがりきつね色に焼けたら裏返し、更に蓋をして焼く。
- 両面こんがり焼けたら、ベジブロス(無ければ水とコンソメ)を加えて蓋をし、沸騰したら弱火に落として煮込む。
- にんじんは縦半分に切り2~3等分に切る。玉ねぎは4等分に切る。じゃがいもは皮と芽を取り丸ごと使う。
- 切った野菜を鍋に入れ、一旦中火にして煮立たせ、弱火に落として20~30分程煮る。
- 野菜に火が通ったら一旦火を止め、クリームシチューのルーを割り入れ、蓋をして10分程置く。
- ルーが溶けたら全体に行きわたらせ、蓋を開けてとろみが付くまで5~10分程煮る。
- チキンレッグは煮る前にしっかりと焼くことで、鶏の香ばしさや旨味がシチューに深みを与えます。
- チキンレッグを煮込んでいる間に野菜の下ごしらえをすればいいので、初めから後片付けまでに掛かった時間は正味1時間足らず。火に掛けていた時間も合計40分程度にもかかわらず、短時間で作ったとは思えない煮込み料理に仕上がりました。
- 野菜は大きく切るのがポイント。旨味が逃げず、風味を残したまましっとりと煮上がります。
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