この日は無性にほうとうが食べたくなり、仕事帰りにいざスーパーへ。足早に麺売場へと向かうと、残念ながら生のほうとうは見当たらず。
茹で麺のほうとうは売っていましたが、それではあの独特なとろみが出ない。でもどろっとした煮込み麺がどうしても食べたい!と、売場で相当思案してしまいました。
そこで今回、初めて乾うどんをそのまま使ってみることに。麺がほうとうではないので、かぼちゃをはじめとする定番の具もいろいろと変えて遊んでみました。
甘くてほくほく、溶けたらそれはそれでまた美味しいかぼちゃ。それに近いものと思いついたのが、今の時期に美味しいさつま芋。
さつま芋を入れるなら、さつま繋がりでさつま揚げも入れちゃえ!ということで、結局はほうとうとは全く違う食べ物が出来上がってしまいました。
さつま芋やさつま揚げの甘味に、味噌のしっかりとしたコク。茹でずに煮込んだ乾うどんにより程よいとろみが付き、体の芯から温まる美味しい煮込みうどんになりました。
今回は、乾麺でWさつま煮込みうどんをご紹介。
★乾麺でWさつま煮込みうどんの作り方
- さつま芋は大きめの角切り、にんじんはいちょう切り、下仁田ねぎ(長ねぎ)は斜め切り、しいたけはスライス、さつま揚、油揚げは短冊切り、豚肉はひと口大に切る。
- 鍋に水、ヒガシマルうどんスープ、みりん、にんじん、さつま芋を入れて火に掛ける。
- 根菜が柔らかくなりはじめたら、ねぎ、しいたけ、さつま揚げ、油揚げ、豚肉を加える。
- 豚肉がほぐれたら乾うどんを加え、くっついて束にならないよう時折混ぜながら煮る。
- 茹で時間の2分程前になったら味噌を溶き入れ、うどんが好みの具合になるまで更に煮る。
- さつま芋、さつま揚げ、豚肉が味噌と相性がよく、コク甘のほっとする美味しさに仕上がります。
- 乾うどんはくっついて束になると芯まで煮えないので、気をつけてほぐすようにします。
- 今回は手軽にうどんスープを使いましたが、もちろんお好みの和風だしでも。
- 和風の味噌味だけでなく、創味シャンタンDXベースの塩味で作っても美味しくなりそうです。
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