なんだかんだで、あっという間にもう9月も後半。家と仕事の往復しかしていないとは言いつつも、そんな状況の中でもこの時の流れの速さには驚かされます。
今年の夏は、暑くなるのが早かった分涼しくなるのも早かった気がする。ここ数年、いつもならまだカンカン照りの残暑が続いていたような気がしますが、8月の終わりと共にしれっと夏が去ってしまいました。
結局暑さを楽しむことなく夏が終わり寂しいと思う反面、体的にはやっぱり楽。そして何より、熱々メニューを気兼ねなく作れるので献立を考えるのもラクに。これから半年強、我が家は鍋頼りの季節に突入します。
献立に困ったときに、非常に助かる鍋。お酒にも合うのでうちでは非常に登場頻度が高いのですが、飽きないよう色々とアレンジを加えて楽しんでいます。
この日の気分はキムチ鍋。牛が安く売っていたので、いつもとは違って牛肉をメインにしてみることに。たまたま冷蔵庫に赤みそがあったので合わせてみると、キムチの酸味や牛の甘味にみその渋みや旨味がピッタリ合い、とってもコク旨なお鍋になってくれました。
適当に作ってみたものが成功する、これこそが日々の料理の楽しみなのかもしれません。
ということで今回は、牛の赤味噌キムチ鍋をご紹介。
★牛の赤味噌キムチ鍋の作り方
- 大根は厚めの短冊切りにし、ラップに包んで電子レンジで加熱する。
- 長ねぎは斜め切り、しいたけは厚めにスライス、豆腐はひと口大に、にんにくは潰してスライスする。
- 土鍋にごま油をひき、牛肉を加えて炒める。
- 牛から油が出たら、にんにく、キムチ、豆板醤を加えてさらに炒める。
- キムチにしっかり火が通ったら、水、みりん、酒、1の大根を加えて煮たたせる。
- 赤味噌を溶き入れて味を決め、豆腐、しいたけ、長ねぎを加えて火が通るまで煮る。
- 牛とキムチをしっかりと炒めるのがポイント。牛の甘味やキムチの旨味を引き出すことで、だし要らずでおいしいお鍋になります。
- いつもはキムチ鍋にはもやしやにらを使いますが、赤味噌の深みに合うよう根菜類がいいかも。大根は味が染みやすいので特にオススメです。他にもにんじんやれんこんを加えてもおいしそう。
- 豆板醤の量で辛味を好みの加減に調整します。豆板醬を加えることで旨味も増すので、うちのキムチ鍋には欠かせない調味料です。
- 赤味噌を加えてからしばらく煮たほうが、全体がよく馴染みより美味しくなります。食卓で煮ながら食べれば、味の変化も楽しめます。
- 〆はぜひうどんで。牛の旨味の詰まった甘辛の味噌煮込みうどんの完成です。
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