先日、いとこのリクエストで仙台・塩竈へ行ってきました。去年の夏に鉄旅で訪れて以来、いとことは2度目の仙台となりました。その模様は後ほど旅行記でUPしたいと思います。
仙台のお土産といえば、やっぱり日本酒。今回は宮城の銘酒一ノ蔵を買ってきました。せっかく地酒を飲むならば、おつまみにもこだわりたいもの。
ということで、今回は枝豆をすりつぶしたずんだと仙台油麩といった宮城の名物をしまちゅう風にアレンジ。その土地で頂く郷土料理には到底及びませんが、地酒の生まれ故郷を意識したおつまみとともに飲めば、より一層お酒が美味しく感じられます。
今回は、豚のずんだ味噌焼き、仙台油麩チャンプルーをご紹介。
★豚のずんだ味噌焼きの作り方
- 豚とんかつ用スライスはすじに包丁を入れ、全体を叩いておく。
- 枝豆を茹でて豆を取り出し、すり鉢で粗く潰す。
- 味噌、みりんを加えて好みの加減になるまですり混ぜる。
- 豚肉に塩、コショーで下味を付け、魚焼きグリルで焼き目が軽く付くまで焼く。
- 裏返して8割方火が通るまで焼き、2のずんだ味噌を塗る。
- 豚肉に火が通り、ずんだ味噌に焦げ目が付くまで更に焼く。
- 枝豆をすりつぶしたずんだ。本来は砂糖を入れてお餅などに絡めて食べる甘いものなのですが、今回は味噌味にアレンジ。枝豆の豊かな風味が、豚肉をより一層美味しくしてくれます。
- 枝豆の潰し加減はお好みで。よく潰せば枝豆の風味がより広がり、粗めにすれば枝豆の粒々感を楽しめます。
★仙台油麩チャンプルーの作り方
- かつおだしを少量用意する。
- ボールに仙台油麩を入れ、ひたひたになる程度のかつおだしを入れて浸しておく。残りのかつおだしは取っておく。
- 麩が柔らかくなったら一口大にちぎってボールに戻し、卵2個程度を割り入れて溶きほぐし、更に浸す。
- ニラは適当な長さに切る。
- フライパンにごま油をひき、3を卵液ごと入れて中火で手早く炒めて取り出しておく。
- ニラ、もやしをフライパンで炒め、半分ほど火が通ったら5の麩を鍋に戻し、少量のかつおだし、塩、コショーを加えてさっと煮立たせる。
- 野菜に火が通り麩にだしが浸みたら出来上がり。
- 沖縄の郷土料理である麩チャンプルーに油麩を使ってみました。油麩は食感も風味も存在感があるので大満足な仕上がりに。
- 油麩にだしと卵をしっかりと吸わせておくのがポイント。ジュワっとジューシー、弾力のある食感になります。
- 味付けはシンプルにだしと塩、コショーだけ。お好みでにんじんや玉ねぎを加えても。
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