うちでも何度かトマト鍋をしてきたこの頃、ちょっとアレンジを加えたくなるのが僕の性。うちでは魚介系の具材は残念ながら御法度なので、久々のひとり鍋のこの時に、ここぞとばかり魚介系に合いそうなトマト鍋を作ってみました。
ポイントは、八丁味噌。ダシを使わずとも、和と洋、魚介と野菜、いろいろなものを取りまとめてくれる、優れものです。
※2012.1.9写真、レシピを更新し再掲しました。
★タラと牡蠣の八丁トマト鍋の作り方
●材料(2~3人分)
- たら切り身 2切れ
- かき 1パック(8~10粒程度)
- 生たらこ(無ければ白子やあんきもでも) 1パック(200g程度)
- 玉ねぎ 1個
- 青梗菜 1袋(またはキャベツ、白菜等を適量)
- 豆腐 1丁
- にんにく 1かけ
- 鷹の爪 1本
- トマト缶 1缶
- トマトジュース(食塩無添加) 1ℓ
- 水 1cup
- 八丁味噌 大さじ2~3
- しょう油 大さじ2
- みりん 大さじ1
- コショー、バジル 適量
- オリーブオイル 大さじ3
- 土鍋にオリーブオイルをひき、スライスしたニンニク、ちぎり入れた鷹の爪を弱火で炒める。
- 香りがたったら、みじん切りの玉ねぎを加えて甘味が出るまで炒める。
- 2にトマト缶を加え、中弱火で水分が飛ぶまで煮込み、トマトソースを作る。
- たらは塩を振ってしばらく置き、出た水分を拭き取り一口大の削ぎ切りにする。
- かきは片栗粉をまぶして軽く混ぜ、流水で洗い流す。
- その他の具材は適当な大きさに切る。
- 3にトマトジュース、水を加えて濃度を調整し、八丁味噌、みりん、しょう油、コショウ、バジルを加えて味を決める。
- 食卓で具材を煮ながら頂く。好みでタバスコを掛ける。
- 今回はダシの素は使わず全て材料の旨味のみ。だからこそトマトソースと和の具材が融合したのでしょう。
- 土鍋の割れや匂い移りが心配な場合は、トマトソースは普通の鍋で作って土鍋に移してください。
- トマトだしを作るときは、洋風をイメージして。和に傾くとイメージと違う味噌の勝った仕上がりになります。
- トマトジュースの濃度により、ジュースや水の量を加減してください。
- 今回はひとり鍋ということで使いきりサイズの青梗菜にしましたが、キャベツ、白菜などのお好みの葉物でOK。
- 手に入るならば、是非八丁味噌を。普通の味噌とは全く違います。八丁味噌のコクは、和製デミグラスといったところでしょうか。八丁味噌とトマトの相乗効果、一度お試しください。
- 〆はぜひパスタで。和風のラグーソースパスタを食べているかのようなコクの深いソースになります。
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