またまた登場、適当鍋!今回は、比較的安く手に入り時間をかければとっても美味しくなる食材、牛すじを活用してみました。
牛すじといえば、うちではおでんやお好み焼き、焼き肉等で登場することがほとんどですが、マンネリ化しがちなお鍋に入れてみることに。しょう油味や味噌味にしようかとも思いましたが、パッと思いついたカルビスープ風のシンプルな塩味にしてみました。
ポイントは辛味の素。最初から辛くするのではなく、食べるときに薬味のように自分の好きなだけ入れられるよう別盛りにすることで、シンプルなスープの美味しさを楽しんだ後に、自分好みの辛さに調整できるようにしました。だしは使っていないのに驚きの旨味。とろとろプルプルぽっかぽかの幸せです。
今回は、カルビスープ風牛すじかき玉鍋をご紹介。
★カルビスープ風牛すじかき玉鍋の作り方
- 鍋にお湯を沸かし、牛すじを入れて下茹でする。
- 下湯でした牛すじを一口大に切り分ける。にんにくは皮を剥き包丁で潰す。
- 圧力鍋に2の牛すじ、使用する土鍋1杯分の水、長ねぎの青い部分、潰したにんにくを入れて蓋をし、強火に掛ける。
- 蒸気が上がったら弱火にし、45分~1時間程度加圧し、自然放置する。
- ニラは少量を取り分け適当な幅に切る。取り分けた分はみじん切りにする。
- 長ねぎは少量を取り分け薄めの斜め切りにする。取り分けた分はみじん切りにする。
- 大根、にんじんは短冊切りに、椎茸は厚めのスライス、豆腐は一口大に切る。
- 圧力鍋のピンが下がったら蓋を開け、ねぎの青い部分を取り除き、スープごと土鍋に移す。
- 土鍋を弱火に掛け、塩、コショーで味を調え、香り付けのごま油を垂らす。
- 9に大根、にんじんを加え、弱火で火が通るまで煮る。
- 椎茸、長ねぎを加えて更に煮る。
- 食卓に移して胡麻をたっぷり振り、溶き卵を流し入れかき玉状にする。
- ニラ、豆腐、豆もやし、春雨等を煮ながら頂く。好みで辛味の素を入れる。
★胡麻たっぷり辛味の素の作り方
- 取り分けてみじん切りにしておいたニラ、ねぎをボールに入れる。
- 豆板醤、しょう油少々、はちみつ(無ければ砂糖)、すり胡麻を加えてよく混ぜ、野菜がしんなりするまでしばらく寝かせる。
- 焼き肉の〆に大好きなカルビクッパ。たまに出てくる辛くないカルビクッパのシンプルなだしの美味しさを思い出して作ってみた一品。だしの素の類は全く使っていないのに、牛すじからしっかりと美味しいだしが出ています。
- 牛すじは1時間も加圧しなくても十分食べられる柔らかさになるのですが、今回はスープに旨味をしっかりと出したかったので長めに加圧してみました。
- 味付けはシンプルに塩とコショーのみ。風味付けにごま油を垂らすことで、香りと深みが増します。
- うちにはコチュジャンが無いため、豆板醤で代用しました。足りない甘さははちみつで補いました。
- 豆板醤に塩分が含まれているので、辛味の素に加えるしょう油は少しでOK。
- 辛味の素にはすり胡麻をたっぷり加えると、辛味が緩和されたっぷり使えるようになります。たくさん入れて胡麻の香ばしい香りを楽しみます。
- 〆はぜひご飯で。少し煮て雑炊でもいいですし、ご飯にスープをかけてクッパ風にしても。
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