やっと日中の最高気温も30℃を下回るようになり、残暑の終わりも見えてきました。気が付けば9月もあと1週間ちょっと。今年の夏は長かったですね(汗)
気温も落ち着いてくると、今まで以上に目が行くようになる秋の味覚。涼しくなってきてからこその秋野菜。気温とのギャップが少ない方が、やっぱり旬を食べているという気になります。あと2カ月もすれば寒くなるはず。短い秋を味覚でしっかり堪能したいものです。
今回は、秋鮭のきのこオイスターあんかけ、手羽中と栃尾揚げの煮物をご紹介。
★秋鮭のきのこオイスターあんかけの作り方
- しょうがは千切りにする。しめじ、舞茸は小房に分ける。
- 秋鮭は皮を取り好みの大きさに切り分ける。
- 秋鮭に塩、コショーで下味を付け、片栗粉をまぶす。
- フライパンにごま油をひいて強めの中火に掛け、3を並べて蓋をする。
- 片面がこんがり焼けたら裏返し、再度蓋をして焼く。
- 両面がこんがり焼けたら皿に盛り、残った油をキッチンペーパーで吸い取る。
- 6のフライパンにしめじ、舞茸、しょうが、豆板醤、水を加えて火に掛ける。
- 煮立ってきたら、オイスターソース、しょう油、中華だしの素、コショーを加えて味を調える。
- 水溶き片栗粉でとろみを付け、秋鮭に掛ける。
- 秋鮭は脂のりが控えめなので、片栗粉をまぶして油で焼くことでパサつきを抑え、食べやすい仕上がりになります。
- 今回はしょうがをきかせたきのこたっぷりのあんかけにしてみました。加えるきのこはお好みで。
- 洗い物を減らしたいので、今回は鮭を焼いたフライパンであんを作りました。鮭はそれほど臭みのある魚ではありませんが、気になる場合はあんだけ別鍋で作るといいかもしれません。
- きのこの食感や旨味とオイスターソースのコクがぴったり。しょうがの香りと豆板醤のぴりっとした辛みがいいアクセントになります。
★手羽中と栃尾揚げの煮物の作り方
- 栃尾の油揚げはひと口大に、ちくわぶは厚い斜め切りにする。
- 鍋にかつおだし、みりんを入れて沸かし、鶏手羽中、油揚げ、ちくわぶを加えて弱火でしばらく煮る。
- 具材に甘味が入ったら塩、薄口しょう油を加えて味を調え、鶏手羽中がとろとろになるまで煮込む。
- いたってシンプルな鶏手羽中の煮物。手羽元よりも柔らかく、手羽先よりも身が付いていて食べやすいので、煮物にはもってこい。
- 今回は、栃尾の油揚げを現地では焼くより煮て食べることが多いと聞きかじり、煮物にしてみました。仕上がりは想像以上のじゅわっと感で、厚揚げの比ではありません。今後我が家では、煮物もおでんも栃尾の油揚げの出動回数が増えてきそう。
- 大好物のちくわぶも一緒に加えました。おでんで使う時よりも薄めに切ることで、短時間で柔らかく、中まで味が染み込みます。その分、火加減に注意して溶けてしまわないようにします。
- 味のイメージはまさにおでん。食べるときにお好みでからしをつけても。また、七味を掛けても美味しいです。
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