この日は急遽ひとりごはん。相方はかつおはたたきにしないと食べられないので、いつも皮つきを買って自分で焼いていました。が、僕の一番大好きなかつおの食べ方は、やっぱりお刺身。にんにく、しょうがをきかせてしょう油をたっぷり付けて・・・。日本酒が進みすぎます。
ということで、一人の時にしか食べないかつおの刺身をメインにすることに。と言っても、この日スーパーで売っていたサクは大きめサイズ。すべて刺身で食べるには多すぎるなぁ、と悩んだ末、色々な調理を施すことにしてみました。
結果はすべて大成功!!自画自賛ですが、本当に美味しかったぁ~♪日本酒、芋焼酎をがっつり飲んでしまったのは言うまでもありません(汗)
今回は、かつおの野沢菜なめろう、漬けかつおとにんにくの芽炒め、かつおと加賀れんこんの山椒角煮、砂肝と納豆のコリシャキ炒めをご紹介。
★かつおの野沢菜なめろうの作り方
- しょうがはみじん切りに、野沢菜は粗みじんに切る。
- かつおをざっくりと刻み、野沢菜、しょうが、味噌を加え、全体に味が馴染むよう好みの具合まで包丁で叩く。
- 手順はこれだけ、簡単なめろう。叩くだけなのに全く違った味わいになり、よりお酒に合うようになるのでうちの定番メニューです。
- 今回は、調理に余った野沢菜をプラス。独特のシャキシャキ感がいいアクセントになり、漬物の持つ旨味がかつおと合わさり一層美味しくなります。
★漬けかつおとにんにくの芽炒めの作り方
- かつおは短冊切りにしてビニール袋へ入れ、しょう油、みりん、オイスターソース、ごま油少々、コショーを加えて冷蔵庫で30分~1時間程度漬け込む。
- にんにくの芽は適当な長さに切る。
- フライパンにごま油をひき、豆板醤、にんにくの芽を加えて強火で炒める。
- にんにくの芽に火が通り始めたら1のかつおをつけ汁ごと加え、強火で手早く炒める。
- 火を通すとお肉のように食べごたえの出るかつおを、にんにくの芽と一緒にガッツリ系の炒め物にしました。これが今回一番の自信作。お酒にも、ご飯にもピッタリです。
- かつおの漬け汁は調味料としても使うので、仕上がりを考慮して少し多めに作ります。
- 漬け汁ごと炒めるので油はねにはご注意を。
- かつおを加えるタイミングはお好みで。さっと炒めてレアでもよし、しっかり炒めてきゅっと締まったのを楽しむのもよし。
★かつおと加賀れんこんの山椒角煮の作り方
- れんこんは皮を剥いて角切りに、かつおも角切りにする。
- 鍋にれんこん、かつおを入れ、実山椒、しょう油、みりん、砂糖を加えて蓋をし、強火に掛ける。
- 蓋をしたまま強火で煮絡め、好みの具合まで煮詰まったら出来上がり。
- たまに作る鳥もつ煮のかつおバージョンを作ってみました。甘辛い煮汁と山椒の爽やかな辛みが、かつおとピッタリ合います。
- これはしっかりと煮詰めたほうが、きゅっとした歯ごたえと絡まる煮汁を楽しめます。
★砂肝と納豆のコリシャキ炒めの作り方
- 野沢菜、にんにくの芽は小口切りに、砂肝は角切りにする。にんにくはみじん切りにする。
- フライパンにごま油をひき、強めの中火で納豆を煎り付けるように焼く。
- 両面に香ばしさが出たら、にんにく、砂肝、野沢菜を加えて炒める。
- 砂肝に火が通ったらにんにくの芽を加え、豆板醤、しょう油で味を調える。
- 以前作って美味しかった、納豆とひき肉の高菜炒めをアレンジしました。野沢菜や砂肝の食感が楽しい、手軽なおつまみ、おかずです。
- 納豆はあらかじめしっかりと煎り付けることで臭みや粘りを弱め、香ばしさもUPします。
- にんにくの芽は食感を残すため、仕上げの段階でくわえてさっと火を通します。
- そのままでも美味しいですが、お好みで海苔やレタスに巻いて食べても。
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