今回は、思いっきり自画自賛で行きます。はっきり言って、手前味噌です。何てことを書くととってもハードルが上がりそうですが(汗)、思いつくまま適当にちゃちゃっと作ったのに、思い通り、それ以上の美味しさになったので、ついつい嬉しくてはしゃいでしまいました。
先日、テレビを見ているとナポリタンが出てきて、もう一気にナポリタン気分。でもナポリタンじゃワインに合わせるのもなぁ。食べたいけど、晩酌の無い夕飯も寂しいよなぁ。なんてダメ飲兵衛の思考をくるくる繰り返しているうちに、結局ナポリタン味の何かを作ればいいじゃんと短絡的な考えに至ってしまいました。
そこで思いついたのが、チキンステーキにナポリタン味のソースを掛けたもの。そう言えばあんまり外でもそんなメニューを見たこともないし、ソースを多めに作って残りをパスタに絡めればナポリタンもできるじゃん!とすっかりご満悦。
いざ作ってみると、もう大正解。チキンは美味しくなるし、ソースはパンに合うし、付け合せにナポリタンも食べられるし、ナポリタン欲求を全部満たしてくれました。そして何より、白ワインに合ってくれたんですねぇ。四六時中飲むことばかり考えて過ごしている賜物、なのでしょうか(汗)
今回は、チキンステーキナポリタン風、水たことオリーブのタルタルをご紹介。
★チキンステーキナポリタン風の作り方
- 玉ねぎ、マッシュルームはスライスする。ピーマンは好みの太さに切る。
- にんにくは皮を剥いて包丁で潰す。
- 鶏もも肉は分厚い部分を包丁で開き、塩、コショーで軽く下味を付ける。
- 好みのパスタを表示より1分程長く茹でて用意しておく。
- フライパンにオリーブオイルをひき、潰したにんにくを加えて中火に掛ける。
- 温まったら鶏肉の皮目を下にして並べ、蓋をして蒸し焼きにする。
- 皮に焼き色が付いたら裏返し、鶏肉を両脇に寄せて空いた部分に1の野菜を入れて蓋をする。
- 焦げないように時折混ぜながら、鶏肉に火が通るまで蒸し焼きにする。
- 鶏に火が通ったら皿に盛り、フライパンの火を少し強める。
- トマトピューレ、ケチャップ、コショーを加えて煮詰めながら酸味を飛ばす。
- 味を見て、足りないようなら塩で味を調える。
- できたソースを鶏の上に掛ける。このときにソースを1/3程度残しておく。
- フライパンを火に掛けたまま、残りのソースに茹でておいたパスタを絡め、温まるまで炒め合わせる。
- パスタの付け合せを皿に盛る。好みで粉チーズとタバスコを掛けて頂く。
- 普段はケチャップオンリーのべっとりナポリタンが好きですが、チキンに合わせやすいようピューレを使いあっさり目に仕上げました。
- 今回は鶏をふっくら柔らかく仕上げたかったため、皮目をこんがり焼かず、野菜も加えて蒸し焼きにしました。
- ソースは煮詰めると濃くなりすぎるので、ある程度水分を残して鶏に掛けます。付け合せのナポリタンを作るときは、火を強めて炒めるようにすれば水分が飛び、懐かしい雰囲気のナポリタンになります。
★水たことオリーブのタルタルの作り方
- プチトマトは人数分の個数を4等分に輪切りにする。残りはくし形切りにする。
- 玉ねぎ、にんにく、オリーブの実はみじん切りにする。
- 水たこ(茹でたもの)は食感が残る程度に粗みじんに切る。
- ボールに水たこ、玉ねぎ、にんにく、オリーブ、塩、コショー、バジル、レモン汁、唐辛子調味料(タバスコ等)オリーブオイル、を加えて良く混ぜる。
- アルミホイルを帯状に畳み、丸い型を作る。(セルクルがあればそれを使います。)
- 皿に5の型を載せ、4のタルタルを薄く敷きつめる。
- 輪切りにしたプチトマトを並べ、上から更にタルタルを載せて詰める。
- 崩れないように型を外し、周りにプチトマトを盛り付ける。
- 定番の水たこのカルパッチョと同じような味付けですが、細かく切って和えることで、味の馴染も良く、食感を楽しみつつ食べやすい仕上がりになりました。これなら水たこのグニグニ感が苦手な人でも大丈夫かも。
- 水たこは弾力が強くぬめりがあるため、刻む際は包丁に注意します。
- 水たこを刻むことでより旨味が伝わるようになります。その旨味を邪魔しないよう、にんにくはほんの少量、唐辛子調味料も控えめにします。
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