先日、スーパーで初めての食材を陳列しているところを発見。大きな丸いさつま揚げのようなものがずらりと並べられ、手に取ってみると長崎の食材、竜眼というそう。どうやら卵を丸ごと包んだ練り物のようで、おでんだねやそのまましょうが醤油で、と書かれていました。
普段お目にかかることのないご当地の食材、もちろん買ってみないわけにはいきません!どうやって食べようかと考えた結果、秋らしくなすと一緒に煮てみることに。こちらも初めて使う食材、味小なすと合わせて薄味にじんわりと煮れば、どうってことないけれどしみじみと美味しい煮物になりました。
今回は、竜眼と小なすの煮物、地海苔風味のネオきのこおろしをご紹介。
★竜眼と小なすの煮物の作り方
- 小なすは縦に5~6ヶ所ほど切り込みを入れ、水に晒す。
- 鍋にかつお昆布だしを沸かし、塩、薄口しょう油、みりん少々を加える。
- 丸のままの竜眼、小なすを加えて落し蓋をし、弱火でじっくり煮る。
- 十分味を含ませたら出来上がり。
- 初めての味、竜眼。食感のしっかりしたはんぺんといった感じの練り物と卵の相性がぴったり。こりゃじっくり味を含ませる煮物やおでんにぴったり!
- 竜眼から出る旨味とかつお昆布だしをしっかり吸った小なすは旨いのひとこと。もちろん、普通のなすでもOKです。
★地海苔風味のネオきのこおろしの作り方
- 大黒しめじ、しいたけは縦に4つ割りにする。舞茸は適当な大きさに割く。
- アルミホイルで1のきのこを包み、オーブントースターで焼く。
- 食べる直前にホイルを破り、地海苔、大根おろし、ポン酢を掛ける。
- またまたレシピと言えないほどの簡単メニュー。ホイルで包んだきのこは香りが閉じ込められ、美味しい汁がたっぷり出ます。その汁を吸った地海苔は一層の美味しさに。お酒にピッタリの一品です。
- 今回は鍋を汚さずきのこおろしを作りたいというきっかけでホイル焼きにしましたが、茹でたりレンジでチンするよりも旨味と香りが凝縮され、こちらの方が好みかも。洗い物が少ないのも嬉しいところ。
コメント