これまでアンチョビを食べたことはあれど、自分で料理に使ったことが無かった僕。頂いたアンチョビがきっかけで料理に使ってみましたが、旨味が増して味に深みが出るのに、思ったよりも魚臭くならず、アンチョビの持つ力を実感。これからは、うちの常備食材になりそうです。
今回は、そんなアンチョビを使って作る、簡単スピードおつまみを2品。アンチョビを加えるだけで美味しく仕上がってくれ、忙しい時には大助かり。洋風の味付けだけでなく和風にも合ってくれ、よりお酒に合うようになるなんて、アンチョビ様々です。
今回は、丸ズッキーニと新れんこんのアンチョビきんぴら、絹かわなすと新にんにくのアンチョビナポリタン風をご紹介。
★丸ズッキーニと新れんこんのアンチョビきんぴらの作り方
- 新れんこんは適当な厚さのいちょう切りにする。
- 丸ズッキーニはワタを取り、適当な厚さのいちょう切りにする。
- フライパンにごま油をひき、弱火でアンチョビを崩しながら炒める。
- アンチョビが崩れたらちぎった鷹の爪を加え、辛味が出るまで炒める。
- 新れんこん、丸ズッキーニを加え、中火で炒める。
- 八割方火が通ったら、しょう油、みりん、砂糖を加え、強火にして煮絡める。
- 今回初めて買った、京都産の丸ズッキーニ。ズッキーニの瑞々しさの中にも適度なホクホク感と甘みがあり、ズッキーニがかぼちゃの仲間だということを初めて実感。シチューやカレーにも良く合いそうな、とても美味しい食材です。
- 新れんこんはズッキーニと共に加えて良く味を絡ませました。しっかり加熱してもシャキシャキ感が損なわれないのが新れんこんのいいところです。
- アンチョビを加えることで旨味が増し、普通のきんぴらの味付けで作ったとは思えない深い味に。お酒との相性も抜群です。
★絹かわなすと新にんにくのアンチョビナポリタン風の作り方
- 絹かわなすは好みの厚さのいちょう切りにし、しばらく水に浸けてあく抜きする。
- 新にんにくは分厚くスライスする。
- フライパンにオリーブオイルをひき、弱火で新にんにくをじっくり炒める。
- 新にんにくが透き通ってきたらちぎった鷹の爪を加え、辛味が出るまで炒める。
- アンチョビを加えて崩しながら炒め、水切りしたなす、塩、コショーを加えて中火で炒める。
- 全体に油が回り、均等に火が入るよう、しっかり全体を混ぜながら炒める。
- なすに火が通りとろっとなったら、ケチャップ、粉チーズを加えて全体に絡ませる。
- これからが美味しいなす。とろっとしたなすが、アンチョビやチーズ、ケチャップの旨味にしっかり絡まります。そのままでも、パスタでも、パンに載せても。
- 新にんにくは火を通すとホックホクに仕上がります。ぜひ厚切りにして食材として楽しんで。
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