前回ご紹介した、自家製のペーストラー油。掛けたり付けたりもいいですが、調味料としても使えそう。そう思い、おつまみになりそうな炒め物を作ってみました。ラー油自体にネギやニンニクの旨味が浸みているので、調味は簡単。パパッと手早くできました。
今回は、厚揚げとスナップえんどうのラー油炒め、鯛と新玉のゴマごま風味、メカジキのムニエル新玉ソースをご紹介。
★厚揚げとスナップえんどうのラー油炒めの作り方
- 厚揚げ、たけのこは一口大に切る。スナップえんどうは筋を取り、半分に切る。
- 中華鍋にごま油をひき、厚揚げ、スナップえんどう、たけのこの順に時間差で炒める。
- 火が通ったら、『自家製ペーストラー油』を加えてよく混ぜる。
- 最後にしょう油を鍋肌から回し入れ、味を調える。
- スナップえんどうの食感を残すため、強火で一気に炒めあげます。
- 食べるラー油が無い場合は、にんにく、しょうが、ネギのみじん切りを加えて風味付けします。辛味は豆板醤で。
- ラー油だけで味付けしようとすると油っぽくなるので、最後のしょう油で調整します。
- 味付けはしょう油と自家製ラー油だけですが、そうとは思えない深い味に仕上がりました。このラー油があれば、色々な中華に応用できそうです。
★鯛と新玉のゴマごま風味の作り方
- 新玉ねぎは可能な限り薄くスライス、三つ葉は3cm程度に、鯛は刺身にしておく。
- 具を全て入れ、練りゴマ、ポン酢、炒りゴマを加えてよく混ぜる。
- 練りゴマでコクを、炒りゴマで香ばしさと食感を出しました。
- 今回は、鯛茶漬けの鯛をイメージして作りました。鯛の旨味と香味野菜の爽やかさを、ゴマが上手く一つにまとめてくれます。
- 食べるタイミングはお好みで。和えてからすぐでもよし、少し置いて馴染んだところを食べてもよし。
★メカジキのムニエル新玉ソースの作り方
- 新玉ねぎはスライスしておく。
- メカジキに、塩、コショーで下味を付け、小麦粉を薄くまぶす。
- フライパンにバターを溶かし、メカジキを入れてソテーする。
- 両面に焼き色が付き、火が通ったら皿に取る。
- フライパンにバターを足し、新玉ねぎを加えて混ぜ、しょう油、コショーを加えてさっと煮詰める。
- メカジキは火を通し過ぎないように注意します。
- 新玉ねぎの食感や風味を活かすため、ソース作りは手早くおこないます。火を通し過ぎないようにご注意を。
- 新玉ねぎのシャキッとした食感や甘さが効いた、シンプルなソースです。ポークソテーにも合いそう。
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