なんだかもう、秋というより初冬と言いたくなるような寒さを朝晩に感じるようになりました。最近は春や秋といった丁度良い季節が短くなってきてしまったのか、それとも自分の体が追い付いていかないだけなのか。
とにかく季節の変わり目に「あれ?毎年こんな寒(暑)かったっけ?」と思うこともしばしば。四季をはっきり感じられた子供の頃が懐かしく感じます。
こうも急に寒くなってくると、やっぱり食べたくなるのがお鍋。今シーズンも鍋尽くしになってしまう予定なので、今のうちから新しい適当鍋を作り、一冬飽きないよう今年もいろいろ楽しんでいきたいと思います。
今回は、ピリ辛チキンごま醤油鍋をご紹介。〆の麺まで美味しい一品です。
★ピリ辛チキンごま醤油鍋の作り方
- フライパンに鶏もも肉の皮目を下にして載せ、蓋をして中火に掛ける。
- 焦げすぎないように注意しながら、皮に香ばしい焼き色が付くまで焼く。
- 皮がこんがり焼けたら鶏肉を取り出し、一旦火を止めてごま油を加える。
- 油の温度が落ち着いたら豆板醤を加えて弱火に掛け、辛みが出るまで炒める。
- 4にすりごまを加えて香りが出るまで炒めたら中火にし、しょう油を加える。
- しょう油が飛び跳ねないように気を付けながら、しょう油にごまの香ばしさが移るまで煮詰める。
- 水、中華スープの素、オイスターソース、みりんを加えてスープに仕立てる。
- 白菜は1cm幅程度の斜め切り、にらは適当な幅に切る。玉ねぎ、鶏肉は5mm程度の厚さにスライスする。
- その他にもやし、豆腐、春雨などの好みの具材を用意し、煮ながら頂く。好みでコショーを掛ける。
- 今回のお鍋は鶏皮から出た鶏油が味の決め手。もも肉をしっかり焼くことで美味しい油が出て、皮目も香ばしくなって一石二鳥。
- 豆板醤とごま油を炒めることで辛みや香ばしさを引き出します。しょう油も味付け時に加えるのではなく、あらかじめ炒めたものと合わせることで香りや辛みを移し、しょう油自体の風味も濃くなります。
- 今回はにらやもやしと食感を合わせるため、鶏、玉ねぎ、白菜は細めに切りました。こうすることで一口で色々な具材を楽しめ、白菜の味の浸みも良くなります。
- 〆はぜひちゃんぽん麺やラーメンで。出前一丁のような雰囲気の鍋つゆが中華麺に良く合います。
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