I Love ちくわぶ!!小さい頃から、おでんの好きなたね同率一位をキープし続ける、愛すべきちくわぶ。(他はと言うと、たまご、こんにゃく、しらたき、だいこん、手羽元、うん、全部じゃんね。)
そんなちくわぶですが、余りにもおでんでの美味しさが染みついているため、他の調理法で食べようと考えることはほとんどありません。
それでも、年中売っているちくわぶを目にすると、おでん以外にもあのもちもちな幸せが脳裏に浮かび、どうにか美味しく食べてやろうという気になります。
そんなきっかけで適当に作ってみたのが、ちくわぶの肉味噌掛け。水餃子をイメージして適当に作ったのですが、これが意外にもとっても美味しい。
ちくわぶは水餃子のもちっとした食感と小麦粉の味に近く、肉味噌を掛けるだけで、口の中で水餃子風味に変身。包む手間もいらないし、ちくわぶは美味しく食べられるしで、一石二鳥。手間暇掛けて美味しいものを作るのも楽しいですが、簡単に美味しいものが出来た時の喜びも、料理の楽しみのひとつですね♪
今回は、ちくわぶの肉味噌掛け水餃子風、かつおと白菜漬けのバクダン、赤なすとじゃこの煮浸しをご紹介。
★ちくわぶの肉味噌掛け水餃子風の作り方
- ちくわぶは適当な厚さの輪切りにする。にんにく、しょうがはみじん切りにする。
- しいたけは粗みじんとスライスの2つを用意する。軸はみじん切りにする。
- 大根は皮を剥いて適当な厚さのいちょう切りにする。長ねぎは薄い斜め切りとみじん切りの2つを用意する。
- 鍋に水、大根、スライスしたしいたけを入れて火に掛ける。
- 沸騰したら弱火にし、味覇(中華スープの素)を少量加えて煮る。
- 大根に火が通り始めたらちくわぶを加え、弱火で煮溶けないようにしながら煮る。
- フライパンにごま油をひき、にんにく、しょうが、豆板醤を炒める。
- 香りがたったら、粗みじんのしいたけと軸、鶏ひき肉を加えて炒める。
- ひき肉に火が通ったら、味噌、みりん、しょう油少々、コショー、みじん切りの長ねぎを加えて全体を良く混ぜ、水分を飛ばす。
- 大根やちくわぶに火が通ったら斜め切りの長ねぎを加え、さっと煮てから火を止め、スープごと食卓へ出す。
- 食べるときにスープから皿に取り、9の肉味噌を好みの量載せて頂く。
- 今回は、スープで炊く方の水餃子をイメージして作りました。ほんのり中華スープを溶かすことで、具材にも薄く下味が付き美味しくなります。
- 味覇は入れすぎると濃くなるので、入れる量は少しでOK。味付けは肉味噌でするので、下味、風味付け程度にします。
- 一緒に煮る具材はお好みで。にらやにんじん、白菜などでも。
- 決め手は肉味噌。これを美味しく作れば、淡白な食材にしっかり美味しさをプラスしてくれます。
★かつおと白菜漬けのバクダンの作り方
- かつおは角切りにする。みょうがは千切りに、白菜漬けは1cm程度の幅に切る。
- どんぶりに納豆を入れ、白菜漬け、みょうが、かつおを載せる。
- 中央をへこませて卵黄を載せ、海苔、七味を散らす。食べるときにしょう油、香り付けのごま油少々を掛けて混ぜる。
- 大好物の納豆と海鮮を合わせた、奇跡のおつまみ、バクダン。納豆を食べるのは自分一人なので、滅多に外でも注文しませんが、この日は僕ひとり。思いっきり混ぜ混ぜして、ねばねばにしてガッツリ食べました♪
- 今回は、これまた大好物のかつおを相棒に選択。かつおもバクダンにすると一味違う美味しさを楽しめます。
- 今回は、またこれも好物である白菜漬けをプラス。シャキシャキ感と漬物の旨味が、バクダンをより美味しくしてくれます。
- 加える野菜はお好みで。今回はみょうがにしましたが、きゅうりや大葉を加えても。辛味も七味では無く、わさびやからしでもお好みで。
★赤なすとじゃこの煮浸しの作り方
- 赤なすは半分に切って皮目に切り込みを入れ、適当な大きさに切る。
- 長ねぎは外の白い部分を千切りにし、白髪ねぎを作る。しょうがは千切りにする。
- 鍋にごま油をひき、赤なすを炒める。
- 全体に油が回ったら、かつおだし、ちりめんじゃこ、しょうが、ちぎった鷹の爪、みりん少々、薄口しょう油少々を入れ、弱火で煮る。
- なすがとろりとなるまで煮えたら火を止め、粗熱が取れるまで冷ましながら味を含ませる。
- 粗熱が取れたら皿に盛り、冷蔵庫で冷やす。
- 最後に白髪ねぎを載せる。
- あくが少なくて美味しい赤なすを、じゃこの風味が香る煮浸しにしました。ごま油でさっと馴染ませることで、コクと旨味が増します。
- ちりめんじゃこから塩分が出るので、煮始めの味付けは控えめに。最後に薄口しょう油で調整するくらいの感覚で煮始めます。
- 熱いままでも美味しいですが、これからの時期はぜひ冷やして。今回は冷えていても味に締まりが出るよう、しょうがと鷹の爪をきかせました。
コメント