東京では、桜が咲いたと思ったらあっという間に満開になり、もう桜の時期も終わり。今年は仕事上のバタバタもあって、春を思い切り感じることができませんでした。ちょっと残念。
それでも、食卓に季節が感じられるのが日本の良いところ。冬の寒い時期から店頭に並ぶ春野菜に、近く待ち遠しい春を感じました。そんな春野菜ももうそろそろ終わりの時期。名残を惜しむかのように春の香りを味わおうと2品を作りました。年を追うごとに一年の流れが早く感じるこの頃。食べ物くらいは季節を思い切り感じたいですね。
今回は、葉玉ねぎと新じゃがのカレー南蛮風そぼろ煮、菜の花とアスパラの春色サラダをご紹介。
★葉玉ねぎと新じゃがのカレー南蛮風そぼろ煮の作り方
- 新じゃがは皮を剥きひと口大に切る。
- 葉玉ねぎの葉はざく切りに、根の太い部分は縦割りにする。
- 鍋にかつおだしを沸かし、豚ひき肉を加える。
- ひき肉をほぐしながら色が変わるまで煮る。あくが出たら取る。
- みりん、新じゃがを加え、蓋をして弱火で煮る。
- 新じゃがに甘味が入ったら、しょう油、カレー粉を加えて更に煮る。
- 新じゃがに八割方火が通ったら、葉玉ねぎを加えて煮る。
- 具材に火が通り、好みの具合まで煮えたら、水溶き片栗粉でとろみを付ける。
- 今回は、今の時期に美味しい葉玉ねぎと新じゃがを、相性の良いカレー風味で煮ました。かつおだしをきかせることで、カレー南蛮風の仕上がりに。ごはんにもお酒にも良く合います。
- 葉玉ねぎを加えるタイミングはお好みで。長く煮てとろっとろにするもよし、仕上げに入れてシャキシャキ感を残すのも良しです。
★菜の花とアスパラの春色サラダの作り方
- 菜の花はざく切りにする。アスパラは根元の硬い部分の皮を剥き、適当な長さに切る。
- 鍋にお湯を沸かして塩を加え、アスパラの根元の部分を入れる。
- 時間差で菜の花の根元、アスパラと菜の花の先の部分と加えていき、塩茹でする。
- 茹ったら湯切りして水に取り、粗熱を取る。
- ボールに卵、砂糖を入れてよく混ぜる。
- フライパンに米油(サラダ油)をひき、5の卵液を加えて炒り卵を作る。
- ボールに水切りしたアスパラと菜の花、炒り卵、釜揚げ桜えび、マヨネーズ、味噌、コショーを加えてよく和える。
- 今回は春野菜に桜えびの桜色と、炒り卵の黄色をプラス。彩りも風味も春らしい仕上がりになります。
- 炒り卵の味付けは、砂糖でも塩でもお好みで。僕は卵は甘い派なので砂糖を加えました。
- 野菜の水切りはしっかりとし、水っぽくなるのを防ぎます。
- 今回は加えませんでしたが、お好みで新玉ねぎのスライスを加えても。
- マヨネーズに味噌を加えることで、ほんのり和風の桜えびとも合う仕上がりになります。
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