この日は無性にナポリタンが食べたくなり、その後にグラタンも食べたくなり、そしてしまいにはカレーも食べたくなり。これは困ったと思ったところ、それなら一緒にしちゃえばいいじゃん♪とまたまた適当思想が発動。
暑いキッチンに長時間立つのも嫌だなぁ、なんて怠け心も加わり、野菜を煮込む時に一緒にペンネも加えるという有り様。でもそれが意外にも功を奏し、ナポリタンにありがちな柔らかい食感に仕上がりました。
手間も省け野菜の旨味も芯まで吸い込み、アルデンテさえ意識しなければこれはこれであり。ナポリタンにはアルデンテは似合わないと思う派の僕にとっては大成功。材料も手順も味付けも適当に組み合わせたものが成功すると、何故だか少し嬉しくなってしまいます。
今回は、夏野菜のカレーナポリタングラタン、いぶりがっことクリームチーズのディップをご紹介。
★夏野菜のカレーナポリタングラタンの作り方
- なす、ズッキーニ、万願寺唐辛子は輪切りに、玉ねぎは薄切り、ベーコンは短冊切りにする。
- シチューパンにオリーブオイル、バターを溶かし、ベーコンを加えて炒める。
- ベーコンの油が出始めたら、カレー粉を加えて香りが出るまで炒める。
- 野菜を加えてしんなりするまで炒めたら、ベジブロス(無ければ水とコンソメ)、トマトピューレを加えて煮立たせる。
- 茹でる前のペンネを煮汁に浸るように加え、蓋をして強めの弱火で煮る。ペンネが焦げ付かないよう、時折全体を混ぜる。
- 野菜とペンネに火が通ったら、ケチャップ、コショーを加えて味見をし、足りなければ塩で調整する。
- 火を止めて上に溶けるチーズを載せ、オーブンで焼き色が付くまで焼く。
- ペンネを乾燥状態のまま加えることで手間が省け、夏野菜から出た旨味たっぷりの水分を芯から吸って美味しくなります。自然に適度なとろみも付いて一石三鳥。
- 野菜の厚さはお好みで。とろっとろにする場合は薄めに、食感を残す場合は厚めにします。
- ペンネはオーブンで焼いている間も水分を吸うので、煮込み過ぎると溶けてしまうので注意します。目安は、オーブンに入れる前の段階でアルデンテ程度です。
★いぶりがっことクリームチーズのディップの作り方
- いぶりがっこはみじん切りにする。
- クリームチーズに、いぶりがっこ、はちみつ、マヨネーズ、コショー、タイムを加えてよく混ぜる。
- 仕上げにオリーブオイルとコショーを掛ける。
- 居酒屋さんで見つけたらついつい頼んでしまう、いぶりがっことクリームチーズのおつまみ。今回はそれをディップにしました。野菜に付けてもパンにつけてもバッチリの美味しさです。
- 今回買ったいぶりがっこは甘くないので、甘さとコク出しにはちみつを使いました。甘味のあるいぶりがっこの場合は入れなくてもOKです。
- 隠し味に加えたマヨネーズが大正解。入れるのと入れないのではまとまり方が違います。でも入れすぎるとくどくなるので、量は調整します。
コメント