去年から、近所のスーパーでも手軽なお値段になってきた、海老芋。これまでは居酒屋で素揚げなどを楽しむばかりでしたが、家でも気軽に使えるようになりました。
これまでも、煮物や揚げ焼きなど和風の味付けで楽しんできましたが、そのねっとりとした美味しさは、洋風メニューにもぴったり。クリームシチューなんかに加えると、何とも言えぬ幸せ感に包まれます。
今回も、そんな海老芋を洋風アレンジ。コンソメで柔らかくなるまで茹で、ミートソースと一緒にグラタンにすれば、熱々、とろ~り、ねっとり♪の抜群な美味しさを味わえます。
何でこんなに海老芋って美味しいのでしょうか。一度この美味しさを味わってしまうと、もうやめられません。
今回は、海老芋のミートグラタン、金柑とブリーチーズのサラダをご紹介。
★海老芋のミートグラタンの作り方
- 海老芋は皮を剥き、ごろごろと大きめに切る。
- 鍋に水、海老芋、コンソメ少々を入れて火に掛け、煮立ったら弱火で火が通るまで茹でる。
- 玉ねぎは皮を剥き、1/4をみじん切り、残りをくし形切りにする。
- マッシュルームは厚めのスライス、にんにくはみじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイルをひき、くし形切りの玉ねぎを炒める。
- しんなりしたらマッシュルームを加え、軽く塩コショーで下味を付けて火が通るまで炒め、ボールに取り出す。
- 同じフライパンにオリーブオイルを足し、にんにくを弱火で炒める。
- 香りがたったらちぎった鷹の爪、みじん切りの玉ねぎを加えて炒める。
- 玉ねぎがしんなりしてきたら牛挽肉を加え、ほぐしながら透明な油が出るまで炒める。
- トマト缶、ローリエを加えて中火で煮込む。
- 好みの具合に煮詰まったら、塩、コショー、バジルで味を調える。
- 耐熱皿に茹でた海老芋を敷き、11のミートソース半量を掛ける。
- その上に6の炒めた具材を載せ、残ったミートソース、溶けるチーズ、パン粉を掛ける。
- 中央をくぼませて生卵を載せ、コショー、バジル、オリーブオイルを表面に振り掛ける。
- オーブンでチーズが溶けて焼き色が付くまで焼く。
- 柔らかくなるまで煮た海老芋をグラタンにすることで、熱々ホクホクねっとりとした食感に仕上がります。独特の食感を楽しむため、茹で過ぎには注意します。
- 今回は具の存在感を楽しむため、敢えてソースと具材は混ぜず、層にしました。
★金柑とブリーチーズのサラダの作り方
- 金柑はヘタを取って四等分に切り、できるだけ種を取り除く。
- ブリーチーズは適当な大きさのサイコロ切りにする。
- ボールに金柑、チーズ、オリーブオイル、砂糖、塩、コショー、セージを加えてよく和える。
- 甘酸っぱい金柑とクリーミーなブリーチーズを合わせてサラダにしてみました。甘酸っぱしょっぱい感じが白ワインやパンに合います。
- 塩が多すぎると金柑の味と合いづらくなるため、味を締める程度の量でOK。
- コショーとセージを加えることで、甘酸っぱい中にもスパイシーさを加えました。
- 和えた直後よりも少し置いた方が、金柑とチーズが馴染んで美味しくなります。
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