相方さんと居酒屋へ行った際、あったら絶対に、絶対に頼むメニューのひとつ、海老芋揚げ。あのまったりクリーミーな、まるでクリームコロッケのような独特の美味しさには心底惚れてしまっています。
ですが最近は、家飲みばかりしている僕ら。ほとんど居酒屋に行くことも無くなってしまったので、海老芋とはずいぶんご無沙汰に。
そんな時、たまたまスーパーで手頃サイズの海老芋を発見。これまで使ったことの無い食材ですが、どうしてもあの美味しさを味わいたく、思わず買ってしまいました。
だしをしっかり煮含め、柔らかくなったところでいざ調理。油の処理が面倒なので、ここは素揚げでは無く鉄フライパンで揚げ焼きに。でもそこはやはり鉄フライパン!揚げ焼きでも素揚げに劣らない仕上がりになってくれました。
手間は掛かりながらもメインにはならないメニューですが、あのとろっとした美味しさを家で味わえるだけで幸せ♪もちろん、日本酒がぐいぐい進んでしまったのは言うまでもありません。
今回は、海老芋のあんかけステーキ風をご紹介。
★海老芋のあんかけステーキ風の作り方
- 海老芋はひと口大に切って皮を剥き、30分~1時間程度水にさらす。
- 鍋におおめの水をはり、海老芋を入れて強火に掛ける。
- ふつふつ煮立ってきたら弱火にし、煮立たせないようにしながら10分程度下茹でする。
- 湯切りしたら水にとり、粗熱を取る。
- 小ねぎは小口切りにする。
- 鍋にかぶるくらいのかつおだし、塩、薄口しょうゆ、みりん少々を入れて味を決め、海老芋を入れる。
- 落し蓋をして弱火に掛け、味が浸みて柔らかくなるまで煮る。
- 煮上がったら煮汁を切ってキッチンペーパーに載せ、水分を取る。
- フライパンに多めの米油(サラダ油)、ごま油をひき、海老芋を並べて中火で焼く。
- こんがりきつね色に焼き色が付いたら裏返し、どの面にも油が回って焼き色が付くまで焼く。
- 鍋に残った煮汁に水溶き片栗粉を加え、煮立たせてあんを作る。
- 焼き上がった海老芋を皿に盛り、11のあんを掛け、小ねぎを散らす。
- 海老芋を茹でてそのまま素揚げにする場合もありますが、僕はしっかりとだしを含めてから揚げるのが好み。海老芋が口でほどけると同時に広がるだしがたまりません。
- 素揚げをしたほうがより表面と中との食感の違いを楽しめそうですが、揚げ焼きでも十分再現されています。後片付けを考えるとこの方が楽です。
- 揚げ焼きにする際に油跳ねしないよう、焼く前にキッチンペーパーで煮汁を取ります。
- 最後にあんにすることを考慮し、煮汁は薄味にします。ホクホクねっとりとした海老芋にあんがとろりと絡み、幸せな美味しさになります。
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