お気に入りのスーパーが新装開店したのは、岩手湯治に行く直前。なのでオープンしてそれなりに時間は経ちましたが、僕としてはやっと新しい店内に慣れてきた今日この頃。
以前と変わらない、いや、品揃えが更に少し良くなり、明るい雰囲気も相まって今まで以上にスーパーへ行くのが楽しみになりました。
そんなお気に入りのスーパーを歩けば、不思議とメニューがポンポンと浮かんでくるもの。新鮮で美味しそうな食材には、食欲と想像力を駆り立てる力があるのでしょうね。
ということで、今回はスーパーで即興で決めたおつまみ3品。何の脈絡もありませんが、それぞれお酒に合う美味しい品々になりました。
今回は、かつおのたたきしびれごまポン酢、新生姜と鶏レバの甘辛煮、新ごぼうとツナの味噌炒め煮をご紹介。
★かつおのたたきしびれごまポン酢の作り方
- にんにくは粗みじんに切る。新玉ねぎは薄くスライスし、三つ葉は適当な長さに切る。
- 中国山椒、炒りごまはそれぞれ別々に荒くすっておく。
- 小鍋にごま油をひき、にんにくを弱火でじっくり揚げ焼きする。
- にんにくが色づき始めたら中国山椒を加え、更に弱火で揚げ焼きする。
- にんにくがきつね色になったら火を止め、たっぷりのすりごまを加えて混ぜる。
- 粗熱がとれたらポン酢を加えて良く混ぜる。
- かつおのたたきをスライスし、皿に新玉ねぎ、三つ葉、たたきを盛り付け6のタレをたっぷり掛ける。
- これからのシーズンに大活躍のかつお。今回は焦がしにんにくとごまの香ばしさを活かしてみました。中国山椒の爽やかなしびれるような辛さがいいアクセントとなり、かつおも野菜も美味しくしてくれます。
- ごまにも油分が含まれているので、ごま油は少なめにしたほうがくどくならずさっぱりとした仕上がりになります。
- 中国山椒は好き嫌いがあるので、代わりに豆板醤を加えてもOK。また違った仕上がりになります。
★新生姜と鶏レバの甘辛煮の作り方
- 鶏のレバーは一口大に切る。新生姜は太めの細切りにする。
- 鍋に鶏レバー、新生姜、しょう油、砂糖、みりんを入れ、蓋をして中強火に掛ける。
- 途中焦げないよう鍋を揺すりながら煮詰める。
- レバーに火が通り照りが出たらできあがり。
- 甲州鳥もつ煮のまねで適当に作って以来、うちの定番おつまみになった鶏レバの甘辛煮。今回は余った新生姜を一緒に煮てみました。新生姜の爽やかな風味がレバーに移りとっても美味しくなりました。
- 新生姜は柔らかいので、食感を残すためにある程度太めに切ったほうがいいでしょう。
- 水を使わず調味料だけで煮るのがポイント。蓋をして一気に煮上げることで味が凝縮し、レバーへの火の通りすぎも防げます。
★新ごぼうとツナの味噌炒め煮の作り方
- 新ごぼうはささがきにする。長ねぎは斜めにスライスする。
- フライパンにごま油少々をひき、新ごぼうを炒める。
- 油が回ったらツナ缶(ノンオイル)を汁ごと加える。
- ちぎった鷹の爪、長ねぎ、みりん、味噌を加え、煮詰めるようにして炒め煮にする。
- 柔らかくて風味の良い新ごぼうをツナと合わせました。味噌の優しい風味がよく合い、ご飯にも、お酒にもピッタリな一品です。
- 今回はノンオイルのツナ缶を使いました。オイル漬けの場合は油を切るか、ごま油の替わりにツナ缶の油で新ごぼうを炒めるといいでしょう。
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