このところ家飲みにすっかりハマってしまった僕。ご飯を炊く回数も激減してしまいました。だって、お酒美味しいんだもん・・・。でも、やっぱりそこは日本人。無性にご飯を食べたくなるときがあります。この日は丁度そんな日。
朝晩の冷え込みもグッときつくなってきたので、こんな季節はアツアツの炊き込みご飯が嬉しいですね。特に秋はきのこが美味しいシーズン。これはもうきのこご飯に決まり!ということで、ひじきと一緒に炊き込むことにしました。
せっかく作る炊き込みご飯。どうせならちょっとでも美味しくしたいと思い、土鍋で炊くことにしました。きのこや揚げにひと手間加え、香ばしさを立たせた仕上がりに。土鍋で炊くご飯はやっぱり違う。炊飯器よりも早く炊け、特別難しいことも無いので、とってもおすすめです。
今回は、きのことひじきの香ばし土鍋ご飯をご紹介。
★きのことひじきの香ばし土鍋ご飯の作り方
- 鍋に水を入れて昆布を加えてしばらく浸し、弱火に掛け沸騰する前に昆布を取り出し、沸騰後たっぷりのかつお節を加えてかつお昆布だしを取る。
- お米は研ぎ、ざるにあけて30分ほど水切りする。
- 戻しが必要なひじきの場合は戻しておく。にんじんは千切りにする。
- しめじ、舞茸は小房に分け、アルミホイルに載せて魚焼きグリルで香ばしくなるまでさっと焼く。
- 油揚げも魚焼きグリルで両面を香ばしく焼き、短冊切りにする。
- 計量カップに、塩、みりん少々、しょう油少々を入れ、粗熱が取れた1のだしを加えて普通の炊飯するときと同じ水加減にする。
- 土鍋に2のお米、6の調味済みだしを入れ、上に具材を載せて蓋をし、1時間ほど浸水する。
- 土鍋を強火に掛け、蒸気が勢い良く上がり蓋の周りがプクプクいい始めたら弱火にする。
- 弱火で約10分、水蒸気の量が急激に減ったタイミングで強火にし、10秒ほどで火を止める。
- 10分ほど蒸らして出来上がり。
- 今回は香ばしさを楽しみたかったので、きのこと油揚げは先に焼いてみました。生のきのこよりみずみずしさや香りは若干弱まりますが、焼けた香ばしさと、水分がある程度蒸発することで凝縮された旨味が引き立ち、美味しい仕上がりになりました。
- 土鍋での炊飯は時間と視覚と嗅覚で。
- 最初は沸騰するまで強火。(量にもよりますが約10分程度。)
- 吹きこぼれる前に弱火に落とし約10分。勢い良く上がっていた蒸気が急に弱まります。香りをかぐと、ほんのりおこげの香りがします。これがきっちり水分が蒸発した合図。時間頼りではなく目と鼻を活用してください。
- 最後の強火はおこげを作るため。おこげが得意でない場合はそのまま消火してください。
- 具がたっぷりの炊き込みご飯は、炊飯器ではセンサーの加減で生煮えだったり、ご飯に芯が残ったりしがち。土鍋ならその心配なくふっくらモチモチに仕上がります。
- 一旦炊飯の基本を覚えてしまえば、土鍋ご飯は早くて簡単。そのまま食卓に出せば華を添えてくれ、料理上手にも見せてくれるかも(!?)簡単なのに手が込んでいそうで、作る側にとってはありがたい調理道具です。
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