白い昆布〆三種盛り・仙台油麩の卵とじ | 旅は未知連れ酔わな酒

白い昆布〆三種盛り・仙台油麩の卵とじ

白い昆布〆三種盛り お肉

北海道へ行って3kg太ってしまった僕。旅行ではいつも太ってしまうのです(汗)今まではいつもの食生活をしていれば自然に戻っていたのですが、なんと去年から全く戻らなくなってしまいました。これが俗に言う「急に来るよ!」というヤツなのでしょうか。

なので最近は、旅行後は意識的にカロリーを抑えるよう心がけています。あくまでも「心がける」だけなんですが・・・。それでも大好きな晩酌はしたいので、低カロリーながら満足感があってお酒にも合うものを、無い知恵を絞りながら考えてみました。

きのこ、豆腐、ささ身。それだけでは味気ないですが、ひと手間加えるだけで旨みがつまったご馳走に大変身。しみじみとした味わいは、日本酒にピッタリでした。

今回は、白い昆布〆三種盛り、油麩の卵とじをご紹介。


★白い昆布〆三種盛りの作り方


  1. 豆腐を平皿に載せてきつくラップを掛け、電子レンジで加熱して水切りする。

  2. エリンギは横半分に切りスライス、水切りした豆腐は5mm程度のスライスにする。

  3. 鍋に日本酒を入れて火に掛け、アルコールを飛ばす。

  4. 3に塩を少々加え、ささ身を入れて弱火で蓋をし、酒蒸しにして削ぎ切りにする。

  5. 4の残った汁にエリンギを加え、再度弱火で蓋をして酒蒸しにし取り出しておく。

  6. 5の残った汁に、適当な大きさに切った昆布を浸して柔らかくする。

  7. バットに、昆布、豆腐、昆布、ささ身、昆布、エリンギ、昆布と重ね、きつくラップを掛ける。

  8. 上に重石を載せて冷蔵庫で4時間ほど寝かせる。

  • 昆布〆は魚、というイメージがありましたが、意外となんでも美味しくなります。エリンギは食感がキュッと締まり貝のようになります。豆腐は水分が抜け、まったりとした食感に。昆布の旨みと食感の変化がとても楽しいひと品です。
  • 昆布に材料の水分を抜かせたいので、柔らかくする際は水分の付けすぎに注意します。広げられる程度に柔らかくなったら引き上げてください。
  • 酒蒸しにする日本酒は少量でOK。ささ身、エリンギのダシが出た汁を昆布に吸わせることで、素材の旨みを無駄にしません。
  • わさびとしょう油をちょこっと付ければ、より一層美味しさが引き立ちます。お好みで白髪ねぎとご一緒に。

仙台油麩の卵とじ


★油麩の卵とじの作り方


  1. かつお昆布だしをとっておく。

  2. 長ねぎは小口切りにする。

  3. だしにみりん、塩、薄口しょう油少々を加え、油麩を戻さないまま加えて弱火で煮る。

  4. 油麩にしっかり煮汁が浸みこんだら長ねぎを加え、溶き卵を流し入れて蓋をする。

  5. 卵が好みの固さになったら火を止め、盛り付けする。

  • すっかり虜になってしまった油麩。油麩のコクにより、お肉が入っていなくとも満足感のある卵とじに仕上がります。
  • 油麩がだしを吸い込むことを考慮し、味付けは控えめに。弱火でじっくりだしを煮含ませます。
  • かんだ瞬間じゅわっと広がるだしと油のコク、柔らかくまとめる卵がたまらないひと品です。

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