南部鉄のグリルパ・・・。もういい加減しつこいので書かないでおきますが、今回はグリルパンの長所を活かした、簡単手抜きなのに豪勢っぽく見えるメニュー。
僕は秋鮭の大きな切り身を見ると、どうしても反射的にちゃんちゃん焼きを作りたくなってしまいます。普段は普通のサイズの切り身がほとんどなので、見つけるとこのチャンスに!と思ってしまうのです。
これまでフッ素加工のフライパンしか持っていなかったので、フライパンで何度も作ってきたのですが、鮭を焦がさず大量の野菜に火を通す加減が非常に難しく、いつも「蒸し煮え」のような仕上がりになっていました。野菜の水分が煮汁となって、鮭の嫌な感じが少しだけ染み出てしまい、ちょっとした臭みがありました。
そんなちゃんちゃん焼きを文字通り「蒸し焼き」にしてくれたのが、グリルパン。鉄というと焦げやすいイメージがありますが、グリルパンは濃い焼き目は付いても、その先焦げるまでは中々いかないもの。これまで使ってみてそんな印象を持ちました。
そのため強めの火力で一気に火を通せるので、野菜は適度にシャキシャキ感が残り、鮭は芯からふっくらと蒸し焼きに。野菜から出た水分で溶けた味噌が香ばしく煮詰まる部分を付けて食べれば、秋の幸せが広がります。これからしばらく、ちゃんちゃん焼きの登場が増えそうです。
今回は、コク旨だれのちゃんちゃん焼きをご紹介。
★コク旨だれのちゃんちゃん焼きの作り方
- キャベツ、ピーマンはざく切りに、玉ねぎは厚めにスライスする。しょうがは千切りにする。
- ボールにしょうが、味噌、みりん、しょう油、粉チーズ、すりごま、豆板醤、マヨネーズ少量を入れてよく混ぜる。
- グリルパン(または鉄板やフライパン)を温め、大振りの鮭の切り身を載せて軽く塩を振る。
- 玉ねぎ、ピーマン、キャベツ、もやしの順に載せ、上から2の味噌だれを回し掛ける。
- 蓋をして強めの弱火で蒸し焼きにする。
- 途中水分が多く出すぎるようなら中火にし、適度に水分を飛ばしながら火が通るまで焼く。
- 今回のポイントは味噌だれ。秋鮭は淡白なので、粉チーズ、すりごま、マヨネーズでコクと旨味をプラス。その代わり、いつも焼く際にひいていた油は使わず、くどくならないようにしました。
- マヨネーズは入れすぎると味が前面に出てしまうので、コクだし程度の量に抑えます。
- 使う野菜はお好みで。今回は入れませんでしたが、にんじんのスライスを入れても甘味が出て美味しいです。
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