ここ最近、自分の中で適当鍋ブームな僕。鍋の素を使うのはすき焼きぐらいなので、自分でどんなお鍋ができるかいつも考えています。(頭の中はその先にある日本酒のことばかり!?)
でもやっぱりそこは素人。なかなか溢れるようにアイディアは出てこないものです。ですが何とかして頑張らないとお鍋で一冬越せない・・・。ということで困ったときにはいつも具材と調味料をとっかえひっかえして乗り切っています。
今回もそんな偶然が生んだ一品。寒いので体が温まるようにとたっぷりのねぎと生姜を使い、冷蔵庫に大根が余っていたのでみぞれ仕立てに。ポン酢で食べたかったのでしゃぶしゃぶは決定でしたが、豚ばかりでは飽きるので目先を変えて鶏ムネ肉に。
いつも作るワンパターンのしゃぶしゃぶの材料をほんの少し変えるだけで、まったく違うお鍋に大変身。細切り野菜のシャキシャキ感が楽しい、体の芯から温まるお鍋になりました。
今回は、風邪予防!ねぎだくみぞれ鶏しゃぶをご紹介。
★風邪予防!ねぎだくみぞれ鶏しゃぶの作り方
- 土鍋に水を張り、昆布を浸けておく。
- 長ねぎの青い部分は適当な長さに切って開き、千切りにする。
- 長ねぎの白い部分は適当な長さに切って縦6等分程度に割る。
- にんじんは皮を剥いて千切りにする。生姜も千切りにする。水菜は3cm程度の幅に切る。小ねぎは小口切りにする。
- 鶏ムネ肉は薄く削ぎ切りにし、片栗粉少々を加えて揉むようにして全体に薄くまぶす。
- 1の土鍋に大根をすりおろす。
- 6に生姜、長ねぎの青い部分を加えて火に掛ける。
- 煮立ってねぎに火が通ってきたら薄口しょう油少々を加える。
- 食卓で5の鶏肉や用意した野菜、豆腐などを煮ながら、ポン酢に小ねぎ、七味を加えた付けダレに付けて頂く。
- 今回はねぎ好きパワー炸裂の一品となりました。長ねぎの青い部分でねぎのとろみを、白い部分で甘さと食感を、薬味のたっぷり小ねぎで生のねぎの風味を楽しめます。
- 長ねぎの白い部分は縦割りにして短冊状にすることで、他の具材やみぞれとの絡みもよくなり、するするといくらでも食べられてしまいます。
- 今回は煮た大根の甘さを楽しみたかったので、火に掛ける前に直接鍋にすりおろしました。大根おろしの辛味を楽しみたい場合は汁とおろしに分け、おろしは食べる直前に加えてください。
- にんじんを千切りにするのは少々手間ですが、水菜やねぎと食感を合わせるため、頑張って細く切ります。にんじんを加えると彩りだけでなく風味もぐっと良くなります。
- 今回はモモ肉ではなく、短時間加熱で火が通り柔らかいムネ肉を使いました。片栗粉を薄くまぶすことでパサ付きを抑え、つるんと柔らかい食感になります。みぞれやポン酢との絡みも良くなります。
- ポン酢を付けて頂くお鍋ですが、水分の多い大根おろしを水っぽく感じないよう、薄口しょう油を少し加えて下味を付けました。これで味がしっかり締まります。
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