久々の更新となってしまいました。冬の関西へ食い倒れ旅に行っていたので、これからその旅行記をUPしていきたいと思います。
今回は、そんな旅行へ行く前に作ったおつまみを3品ご紹介。何となく、だしを取るのが面倒くさい時ってありませんか?お湯を沸かしてかつおを入れるだけなので、手間というほどでもないのですが、それでも何となく面倒。たぶん、そういう時は余り料理することに気がのっていないのでしょう。たま~にあります。
それならば、どうにかしてだしを取らずに料理ができないものかと、無駄に考えを巡らしてしまうのが僕のクセ。そんなことを考えるくらいなら、とっととだしを取った方が手っ取り早いですよね。
でもここで考えておけば、次にまたその症状が出た時に使える。そうやって考えた調理法がこれ。濃厚なかつおだしが味わえ、さらに肉団子までかつお風味で美味しくなってしまう。我ながら良くやった、手を抜きたいときに大いに使いたい時短技を発見しました。
今回は、だし要らず!海老芋とおかか鶏だんごの煮物、せせりと加賀れんこんのきんぴら、雪うるいと菜の花のじゃこサラダをご紹介。
★だし要らず!海老芋とおかか鶏だんごの煮物の作り方
- 海老芋は適当な大きさに切って皮を剥き、30分~1時間程度水に晒す。
- 鍋に水、海老芋を入れて強火に掛け、ふつふつと煮立ってきたら弱火にし、10分ほど下茹でする。
- ボールに鶏ひき肉、かつお節、片栗粉、塩を入れて良く混ぜる。
- 鍋に少量のお湯を沸かし、3のたねをスプーンで丸く成形しながら入れる。
- 鶏だんごの表面が固まったら、塩、みりん少々で味を調え、海老芋を加える。
- 落し蓋をして弱火で味が浸みるまで煮る。
- 直鰹煮にヒントを得て考えた調理法。肉団子に食べるかつお節を混ぜ込むことで、自然にかつおと鶏のだしが取れてしまいます。鶏だんごもかつおの香りが漂い一石二鳥。
- 今回はかつおと鶏から濃厚なだしが出るので、味付けはシンプルに。みりんも少量にした方が甘ったるくないすっきりと仕上がりになります。
★せせりと加賀れんこんのきんぴらの作り方
- 加賀れんこんは皮を剥いていちょう切りにする。鶏せせりは適当な長さに切る。
- フライパンにごま油をひき、せせりを炒める。
- せせりに火が通り始めたられんこんを加えて炒める。
- れんこんが半透明になったら、しょう油、みりん、砂糖、七味を加えて絡める。
- 僕の大好きな食材、加賀れんこん。きんぴらにするとシャキッと、ホクッとの食感が美味しいのですが、今回はそれにせせりのコリッと感をプラス。じんわり染み出る旨味がたまりません。
★雪うるいと菜の花のじゃこサラダの作り方
- 菜の花はざく切りにして水にしばらく浸し、さっと塩茹でする。
- 雪うるいはざく切りにする。根元の太い部分は縦割りにする。
- ボールに雪うるい、水気を絞った菜の花、ちりめんじゃこ、マヨネーズ、わさび、しょう油少々、ごま油少々を入れてよく和える。
- しゃきしゃき感とちょっとしたぬめりが美味しい雪うるい。味のクセが無いので、サラダとして色々な食材と合います。
- 今回は菜の花のほろ苦さとじゃこの香ばしさをプラス。マヨに加えるわさびとしょう油の風味が良いアクセントに。
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