先日、吉祥寺のスペインバルで食べた田舎風パテ、パテドカンパーニュがとってもワインに良く合い、これはぜひ家でも再現してみたい!と作ってみました。
ネットでレシピを検索し、適当にアレンジして手抜きで作ったにしては、お店のものと同じような仕上がりでびっくり。テリーヌ型やパウンド型が無くても、簡単に作れます。
今回は、パテドカンパーニュ、たっぷり野菜のバルサミコマリネ、マッシュルームのダブルチーズパスタ、この赤ワインにピッタリな3品をご紹介。
★パテドカンパーニュの作り方
- 玉ねぎはみじん切りにする。ラム肉は包丁で叩いてミンチ状に、鶏レバーは良く洗い、水に15分ほど浸けて血抜きをした後、粗みじんに切る。
- ボールに、豚挽肉、ラム肉、鶏レバー、玉ねぎ、ミックス木の実、卵、塩、コショー、ブランデー、ナツメグ、タイムを入れて、粘りが出るまでよく混ぜる。
- アルミホイルを3重程度敷き、上にクッキングペーパーを敷いて2のタネを空気を抜きながら載せ、長方形に形成しながらしっかり包む。
- 型崩れしないように、縦方向に更にホイルを巻く。
- 天板にお湯を張り4を載せ、180℃に予熱しておいたオーブンで1時間~1時間30分程度湯煎焼きする。
- 竹串を刺して5秒ほどしてから引き抜き、唇に当てて熱ければOK。オーブンから取り出し、氷水で粗熱を取る。
- 粗熱が取れたらギュッと手で押さえて成形し、ギッチリとラップで巻いて冷蔵庫で寝かせる。
- 今回は簡単手抜きバージョンで作ってみました。本来は肉を一晩ブランデーでマリネしたり、型で焼いて重石をしながら冷ましたり、といろいろ大変そう。手抜きで作った割には、しっかり美味しい本格的な仕上がりになりました。
- 使用するお肉の種類はお好みで。塊肉を包丁でミンチにすれば、更に肉の食感が楽しめるものになるでしょう。今回は叩いたラム肉を加えて食感にアクセントをつけてみました。
- 今回は、ミックス木の実(クコの実・ブルーベリー・松の実・カボチャの種等)を使用しました。いろいろな食感が楽しめます。お店で食べたものには、レーズンと松の実が入っており、レーズンの甘さがいいアクセントになっていました。
- しっかりと作れば、結構日持ちするようです。一遍に食べきれる量ではなかったので、今回は塩を強めにしました。塩やスパイスの量は好みで加減してください。
- 赤ワインにピッタリの一品。おうちでこんなものが出てきたら、ちょっとうれしい晩酌タイムになります。パンにはさめば、おいしいサンドイッチにもなりそう。
★たっぷり野菜のバルサミコマリネの作り方
- 玉ねぎ、パプリカ、ナス、トマトは角切りにする。ニンニクはスライスする。
- フライパンに多めのオリーブオイルをひき、弱火でニンニクとちぎり入れた鷹の爪を炒める。
- 香りがたったら玉ねぎを加えて炒める。
- 火が通ってきたら残りの野菜を加えてさっと炒める。
- 火が通ったら、塩、コショー、バジルで味を調えて火を止め、最後にバルサミコを加えてよく混ぜる。
- 粗熱を取り冷蔵庫でよく冷やす。
- 野菜のシャキシャキ感を活かすため、炒めすぎないようにします。
- バルサミコを加えるのは火を止めた後で。酸味や風味が飛ばないようにします。
- 暑くなってくるこれからの時期、冷たくさっぱりとたくさんの野菜が食べられます。
★マッシュルームのダブルチーズパスタの作り方
- マッシュルーム、玉ねぎはスライスする。
- フライパンにバターをひき、玉ねぎを炒める。
- 玉ねぎがしんなりしてきたら、牛乳、カマンベールチーズを加えてよく溶かす。
- チーズが溶けたらマッシュルームを加えてさっと煮る。
- 茹でたパスタを加えて絡め、粉チーズをたっぷりと加えてよく混ぜる。
- 最後に味見をして味噌、塩、コショーで味を調える。
- チーズの種類により塩分が異なるので、最後に塩で調整してください。
- カマンベールのまろやかさと、粉チーズの風味が楽しめる、クリーミーなソースです。黒コショウをピリリと利かせてアクセントにします。
- 隠し味に味噌を使うことで、まろやかな仕上がりになります。
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