我が家ではもう手放せない存在となった魔法の調味料、塩麹。それ自体旨味を持っているので、和え物などのシンプルな味付けにも大活躍なのですが、塩麹の十八番といえばやっぱり漬け込み調理。お肉でもお魚でも、いろんなものを美味しくしてくれます。
そんな塩麹を、今回はローストチキンに活用。塩麹の力で柔らかジューシーに仕上がったチキンは、頬張るだけでしあわせ一杯です。
ニンニクやローズマリーの香りの中に、ほのかに活きる塩麹の甘味と香り。極シンプルな味付けですが、ただの塩では決して作り出すことのできない、風味豊かなローストチキンになりました。
今回は、ジューシー塩麹ローストチキン、牛のたたき風サラダオニオンバルサミコドレッシングをご紹介。
★ジューシー塩麹ローストチキンの作り方
- れんこんは皮を剥き厚めの輪切り、じゃがいもは皮を剥き半分に切る。マッシュルームは軸を取り大きいようなら一口大に切る。
- バットにニンニクをすりおろし、塩麹、オリーブオイル、コショー、ローズマリーを加えて混ぜる。
- 2のバットに骨付き鶏もも肉と野菜を入れ、調味液をよく揉みこむ。
- 落としラップをして半日~1日冷蔵庫で寝かせる。
- 天板に野菜と鶏肉を皮目を上にして並べ、200℃に予熱しておいたオーブンで20分焼く。
- 20分経ったら一旦取り出し、全体に肉汁を回し掛け、再度20分程焼く。
- 再び取り出してプチトマトを加え、再度肉汁を回し掛けてグリル機能に切り替え5~10分程焼く。
- 焼き方としては以前ご紹介したローストチキンと全く同じです。オーブンのクセや好みに合わせて焼き時間は調整してください。
- 今回は塩麹の旨味を楽しむため、味付けは最小限にしました。スパイスやハーブ類も控えめにした方がより美味しさが分かります。
- この日は時間が無かったので4時間程度の漬け込みでしたが、ナイフとフォークで簡単に切れる程の柔らかさになっていました。可能ならばもう少し時間を置いた方が、より柔らかくジューシーに仕上がるでしょう。
- 洋風の中にもどこと無く少しだけ香る和風。塩麹でローストチキンが大変身しました。クリスマスシーズンにもいいかもしれません。
★牛のたたき風サラダオニオンバルサミコドレッシングの作り方
- 玉ねぎの1/4は薄くスライスし、辛いようなら水に晒す。
- 水菜は適当な長さに切り、さっと茹でて水気をしっかり切る。
- 残りの玉ねぎをすりおろし、オリーブオイル、バルサミコ酢、しょう油、コショーを加える。
- フライパンを強火に掛け、熱くなったところで牛ステーキ用肉を焼く。
- 表面に焼き色が付いたら裏返し、裏面も焼き色が付くまで焼く。
- 火を止めて牛肉を取り出し、フライパンが熱いうちに3のドレッシングを加え、焦げ付かないよう手早く混ぜる。
- 玉ねぎに適度に火が通ったらボールに取り出し、砂糖やしょう油等で味を調える。
- 5の牛肉は薄くスライスする。
- 皿に水菜、玉ねぎを盛り、8の牛肉を並べ、上から7のドレッシングをたっぷり掛ける。
- 牛もも肉のいいものが少量だけ売っていたので、今回はステーキソース風ドレッシングのサラダ仕立てにしてみました。
- 牛肉の焼き加減はお好みで加減してください。僕はレアが好きなのでたたき風にしました。
- 玉ねぎによって甘味が異なるので、フライパンから取り出した後に甘味や丸みが足りないようなら砂糖等で調整します。
- 今回は生の玉ねぎの爽やかな辛さも楽しみたかったので、フライパンでジュ~っとやって早めに取り出しました。フライパンの余熱での加熱時間はお好みで調整してください。
- お肉を焼いたフライパンでドレッシングを加熱することで、お肉から出た旨味や香ばしさがそのままドレッシングに移ります。
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