あと1ヶ月もすれば桜の季節だというのに、まだまだ寒い日が続いています。それでも確実に春は近付いてくるもの。あと少しすれば、お鍋で楽できる季節も終わってしまいます。
そこでこの日も簡単適当鍋を。辛いものが食べたかったのでキムチ鍋にしましたが、いつもとはちょっと雰囲気を変えてひと工夫。美味しそうな牛すじが売っていたので、牛すじをとろとろに煮込んで鍋にしました。
イメージしたのはカルビスープ。熱くて辛いけれど牛の旨味が広がり、かき玉が全体をまとめてくれるあの感じがたまりません。もうすぐ春、寒いのには飽きましたがお鍋と別れるのはちょっとだけ寂しいですね。
今回は、牛すじかき玉キムチ鍋をご紹介。
★牛すじかき玉キムチ鍋の作り方
- 牛すじは食べやすい大きさに切る。
- 鍋に水を張り切った牛すじを入れて火に掛け、アクが出るまで沸騰させたらざるにあけ、水洗いする。
- 鍋を一旦洗い、水、牛すじ、昆布、酒、鷹の爪、中国山椒、塩少々を入れて蓋をし、火に掛ける。
- 沸騰したら極弱火にし、しっかりと柔らかくなるまで煮込む。(3時間程度)
- 大根、にんじんは繊維に沿って厚めにスライス、豆腐はひと口大、長ねぎは斜め切り、にんにくは厚めにスライス、しょうがはせん切りにする。
- 土鍋にごま油をひき、にんにく、しょうが、大根、にんじんを加えて炒める。
- 大根が透き通ってきたらキムチ、豆板醤を加えてさらに炒める。
- しっかりと辛味が出たら、4の牛すじ煮を煮汁ごと加える。
- みりんを加えて蓋をし、弱火で根菜に火が通るまで煮る。
- 味をみて味噌、しょう油少々で味を決め、豆腐、長ねぎを加えて火が通るまで煮る。
- 仕上げに溶き卵を全体に流し入れて火を止め、蓋をして好みの具合になるまで蒸らす。
- 〆はうどんやほうとう、雑炊で。美味しいカルビうどんやカルビクッパ風になります。
- 今回は牛すじと一緒に鷹の爪と花椒を煮込みましたが、お好みでブラックペッパーやねぎの青い部分などを使っても。
- 牛すじを煮た汁をそのまま使うことで、美味しい鍋スープになります。昆布を食べない場合は、昆布だけ取り除いてください。
- 鍋のスープとして煮汁を使うため、煮込む時の水は多くなりすぎないように調整します。
- 入れる具材はお好みで。豆もやしやにらを加えても美味しくなります。
- 今回は卵を一度に入れましたが、食べ進めるうちに固くなるのが嫌な場合は、食卓で煮ながら何度かに分けてかき玉にするといいかもしれません。
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