山わさび。子供の頃から熱々のご飯に載せてしょう油をたらして食べるのが大好きで、たまに無性に激しく食べたくなる存在。東京ではあまり売っている姿を見かけず、チューブに入ったものもやっぱり生をおろしたものとは全くの別物。
でも先日、いつも行くスーパーで久しぶりに売っているのを発見。それも1かけ198円という安さ!これはもう買うしかないと、即かごへIN!その日のメインは、たっぷりの山わさびとぽん酢で食べる牛のたたきにしました。あぁ、幸せ♪
そして翌日、一番好きな食べ方である山わさびご飯を朝食に楽しみ、残りはもう料理一回分程になってしまいました。その山わさびをどう食べようかと考えつつスーパーを歩いていると、身の厚い美味しそうな鯛を発見。この鯛を焼いて、山わさびで食べることに決めました。
久しぶりに作る魚のムニエル。鉄のフライパンに替えてから2度目でしたが、やっぱり仕上がりが違う。鯛の一番美味しい部分といえば、皮。その皮がパリッパリに香ばしく焼き上がり、本当に惚れ惚れする旨さ。その香ばしさに山わさびの風味が合わさり、ワインより日本酒に合う、とてもシンプルで美味しいムニエルになりました。
http://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E6%89%80/215927/tg1004120/
今回は、鯛のムニエル山わさびソース、釜揚げ桜えびとしらすの卵とじ豆腐、ごまたっぷり五郎島金時のきんぴらをご紹介。
★鯛のムニエル山わさびソースの作り方
- 鯛は身の厚い部分に2ヶ所ほど皮目に切れ目を入れ、塩、コショーを軽くし、しばらく置く。
- ホワイトアスパラは根元の皮を剥き、縦半分に切る。
- 鯛から出た水分をキッチンペーパーで拭きとり、小麦粉をまぶして余分な粉を落とす。
- フライパンにオリーブオイル、バターを入れ、バターに色が付いたら、鯛の皮目を下にして載せる。
- 強めの弱火で、皮にこんがりきつね色になるまで焼き、裏返す。
- 鯛を裏返したタイミングで、フライパンの空いたスペースに、ホワイトアスパラ、菜の花を加える。
- 時折鯛に油を掛けながら焼く。野菜は片面に焼き色が付いたタイミングで裏返す。
- 鯛、野菜共に火が通ったら、皿に盛る。
- フライパンを弱火に掛けてポン酢を入れ、温まったら火を止め、おろした山わさびをたっぷり加え、全体を混ぜて馴染ませる。
- 9のソースをたっぷりと掛ける。
- 今回のホワイトアスパラは太かったので、火の通りと歯切れを良くするため、縦半分に切りました。
- シャキッとした歯ごたえを楽しみたかったので、今回は敢えてアスパラは縦半分、菜の花は切らずに一本そのまま焼きました。食べづらいと感じる場合は、適度な長さに切ってください。
- 鯛をカリッと香ばしく焼くには、揺らさずじっくり我慢するのがポイント。強めの弱火で焼くことで、焦げる手前の丁度良い焼き色のところで、鯛の身にも半分程度火が入ります。
- 山わさびの風味が飛ばないよう、火を止めてから加えます。そしてソースを作ってから食べるまではスピード勝負。辛味と香りを感じるうちに、熱々をいただきます。
★釜揚げ桜えびとしらすの卵とじ豆腐の作り方
- 豆腐は軽く水切りし、さいの目切りにする。
- 鍋に豆腐、かぶる程度の水、ヒガシマルうどんスープを入れて弱火に掛け、じっくり温める。
- 豆腐がしっかり熱くなったら、釜揚げ桜えび、釜揚げしらすを加えて混ぜる。
- 味を見て塩分が足りないようなら塩で調整する。
- 水溶き片栗粉を加えて全体を混ぜ、とろみがしっかり付くまで煮る。
- 仕上げに溶き卵を加え、好みの加減になるまで煮る。
- いつもは卵たっぷりの卵とじが好きなのですが、今回はあんかけの優しい感じに仕上げたかったので、片栗粉でとろみをしっかり付け、卵の量は控えめにしました。豆腐のつるんとした食感を邪魔しない、優しい口当たりになりました。
- 釜揚げ桜えびとしらすに塩分が含まれているため、味付けはヒガシマルうどんスープだけでOK。塩分が足りない時だけ、塩を加えます。
- 何だか最近、豆腐はヒガシマルで煮ておけば間違いないことに気付いてしまいました・・・。豆腐との相性、抜群すぎます。
★ごまたっぷり五郎島金時のきんぴらの作り方
- さつま芋(五郎島金時)は太めのせん切りにする。
- フライパンにごま油をひき、1を強めの弱火で炒める。
- 芋に火が通ったら、みりん、しょう油を入れて煮詰める。
- 好みの加減に煮詰まったら、七味、たっぷりのすりごまを加えて絡める。
- 繊維が全く気にならない五郎島金時。さつま芋を初めてきんぴらにしましたが、シャキシャキ感が残りつつ口どけの良い食感に驚き。さつま芋の筋っぽさはどこへやら。五郎島金時、今一番お気に入りなさつま芋です。
- 五郎島金時に甘味があるので、調味料の量は控えめに。
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