先日、僕が好きそうだから、と言って母がタラバガニのカニ味噌和えを送ってくれました。たっぷりのカニの身に臭みの無いまろやかなカニ味噌が絡んで、本当に美味しかった~♪あと3本あるので、大事に大事に食べよ~。
カニを開けるとなれば、日本酒を用意して宴会を開かないわけにはいきません。この日は日本酒に合うような多国籍メニューを用意してみました。こうやって日本酒に色々な料理を合わせてみるのも面白いですね。
今回は、タコのエスカルゴ風、牛とレンコンの山椒きんぴら、タコとニラののピリ辛和え、ジャガイモのシャキシャキローズマリー炒めをご紹介。
★タコのエスカルゴ風の作り方
- 刺身用茹でだこは小さめのぶつ切りにする。ニンニクはすりおろす。
- バターを常温にして柔らかくし、塩、バジル、おろしニンニクを加えてよく混ぜる。
- 耐熱皿にタコを重ならないように並べ、2のエスカルゴバターを散らし、パン粉を振り掛ける。
- オーブントースターで5分程度、パン粉に軽く焼き目が付くまで焼く。
- 僕は小さい頃からエスカルゴが大好き!でも中々普通のお店では手に入りにくいし苦手な人も多いので、タコで代用してみました。エスカルゴ独特の香りこそありませんが、食感や味はかなり似ています。これはいいものを見つけました。これから作る機会が増えそうです。
- 温度調整のできるトースターの場合は、高温で一気に焼いてください。そうすることで、ニンニクにはしっかりと火を通しつつ、タコの焼きすぎを防ぎます。
- 今回は日本酒と合わせましたが、バケットに載せて白ワイン、なんていうのも良く合いそうです。
★牛とレンコンの山椒きんぴらの作り方
- レンコンはいちょう切りにして酢水にさらしておく。焼肉用牛肉は細切りにする。
- フライパンにごま油をひき、鷹の爪をちぎり入れ、レンコンを炒める。
- レンコンに火が通ってきたら牛肉を加え、色が変わる程度にさっと炒める。
- しょう油、砂糖、みりん、実山椒を加え、中火で水分を飛ばしながら炒め、煮詰まったら出来上がり。
- レンコンのきんぴらは好きでたまに作りますが、今回は牛の焼肉用が半額で売っていたので、一緒に入れてみました。シャキシャキのレンコンに牛の旨味と香りが染み、美味しくボリューム感のある仕上がりになりました。
- レンコン、牛肉共に火を通しすぎないのがポイント。炒める過程で半分、煮詰める過程で残り半分の火を通すような感覚です。
- 牛肉を入れたので、いつもきんぴらには使わない山椒を使いました。牛の脂を山椒のピリッとした辛さが引き締め、全体をしっかりまとめてくれます。
★タコとニラのピリ辛和えの作り方
- タコはぶつ切りに、ニンニクはみじん切りに、ニラは3cm程度に切る。
- ニラをざるに載せ、上から熱湯を回し掛ける。
- ニラを絞ってボールに入れ、タコ、ニンニク、豆板醤、しょう油、砂糖、ごま油を加えてよく混ぜ、冷蔵庫でしばらく寝かせる。
- 皿に盛り付け、上からすり胡麻を掛ける。
- ニラに熱湯を掛けることで、生のニラの辛さや臭みを取り、程よく食感を残しました。
- タコに味が入りにくいので、冷蔵庫でしばらく寝かせてからのほうが美味しく頂けます。
- 今回は韓国風をイメージして作ったので、コチュジャンがある場合はそちらを使ったほうがいいでしょう。うちは常備していないので、豆板醤と砂糖で代用しました。
★ジャガイモのシャキシャキローズマリー炒めの作り方
- ジャガイモは千切りにして水にさらす。ベーコンは細切りにする。
- フライパンにオリーブオイルをひき、ベーコンを炒める。
- ベーコンから油が出てきたらジャガイモとローズマリーの葉を加えて更に炒める。
- ジャガイモが透き通り火が通ったら、塩、コショーで味を調える。
- ジャガイモのシャッキリ感を出すため、出来るだけ細い千切りにし、水にさらして余分なでんぷん質を取っておきます。
- 炒めるときは強火で手早く。いつものホクホクとは違った、ジャガイモの美味しい食感を引き出します。
- ベーコンから塩気と旨味が出るので、味付けは調整程度でOK。ジャガイモの風味とローズマリーの香りをシンプルに楽しめます。
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