うちにグリルパンがやってきてから1か月半。肉魚野菜と、何を焼いても数段美味しくなる優れもの。焦げが付いたのも本当に最初だけで、今では油をひかなくてもひっつかない程馴れてきました。
そうなると一層可愛さが増すというもの。鉄の道具って、本当に愛着が湧きます。そして仕上がりが美味しいのだから言うことなし。
今回も、そんなグリルパンで簡単おつまみを。春巻きの皮で鶏つくねをつつみ、中火でこんがりと。春巻きの皮が思いっきりパッリパリに仕上がり、堪らない食感に。焼くだけでこんなにパリパリになるなら、春巻きの出番も増えそうです。
今回は、塩つくねの磯辺チーズ焼き春巻き、アンチョビ山椒厚揚げ、かつおと行者菜のごまユッケをご紹介。
★塩つくねの磯辺チーズ焼き春巻きの作り方
- ボールに鶏ひき肉、塩、コショー、卵、ごま油少々を入れてよく混ぜる。
- 春巻きの皮に焼き海苔または味付け海苔、ちぎったスライスチーズを敷き、その上に1のタネを載せて巻く。
- グリルパン(または油を多めにひいたフライパン)を中火で熱し、2の巻き終わりを下にして並べる。
- 表面にこんがり焼き色が付いたら裏返し、中まで火が通り香ばしくなるまで焼く。
- 何もつけずに食べられるよう、鶏つくねにはしっかりと味を付けますが、チーズの塩分があるので塩っぱくなり過ぎないようにします。
- 今回のポイントは、グリルパンで焼くこと。以前にも焼き春巻きは作ったことがありましたが、フッ素加工のフライパンだとどうもパリッと焼くことができませんでした。グリルパンを使えば、ノンフライとは思えないパリッと感を味わえます。
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★アンチョビ山椒厚揚げの作り方
- にんにくはみじん切りにする。
- 厚揚げは、魚焼きグリルで両面をこんがり焼き、ひと口大の角切りにする。
- フライパンに多めのオリーブオイルをひき、弱火でにんにくを炒める。
- 香りがたったらアンチョビを加え、潰しながらしっかりと炒める。
- アンチョビが崩れてソース状になったら酒を加えて中火にする。
- 味見をして塩を加えて調整し、2の焼いた厚揚げを加えて絡める。
- 酒の水分が程よく飛んだら火を止め、粉山椒を加えて全体をさっと混ぜる。
- 頂いたアンチョビが全くクセが無くとても美味しかったので思いついた一品。簡単なのにめちゃくちゃ死ぬほど酒に合う旨さ。何で居酒屋の定番メニューにならないのでしょうか。と思ってしまう程美味しくできました。
- 今回のポイントは粉山椒を加えること。洋の中にも和の香りが加わり、厚揚げをより美味しくしてくれます。
★かつおと行者菜のごまユッケの作り方
- 行者菜はざく切りにし、さっと塩茹でして水気をしっかり絞る。
- にんにくはみじん切りにする。
- かつおたたき(または刺身用)はひと口大の角切りにする。
- ボールにかつお、行者菜、にんにく、すりごま、豆板醤、しょう油、砂糖、レモン汁、ごま油を入れてよく和える。
- 皿に盛り付けて中央をくぼませ、卵黄を載せる。
- たまに作るかつおのユッケですが、今回のポイントは行者菜。初めて見た野菜ですが、僕の好物である行者にんにくとにらを掛け合わせた野菜だそう。普通のにらより瑞々しく、甘味も強く行者にんにく寄りの風味。とっても美味しい野菜です。
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