いつもトマト系のパスタといえばアラビアータばかり好きで作っていますが、今回はセブンイレブンの濃厚ミートソースみたいなミートソースが食べたい、とのリクエスト。
僕はそれ食べたこと無いからわからないんだけど、と思いながら、名前のイメージだけで適当に考えて作ってみました。ところができてみれば意外と本格派。おうちのミートソース、というよりもお店で出てきそうなお肉感たっぷりのミートソースに仕上がりました。
ポイントはひき肉は使わずにすね肉を包丁で叩くこと。このひと手間が肉らしさをしっかり出す秘訣です。
今回は、すね肉で作る濃厚ミートソース、ベーコン入り潰しポテトサラダのご紹介。
★すね肉で作る濃厚ミートソースの作り方
- 玉ねぎ、にんじんは粗みじんに、ニンニクはみじん切りにする。
- 牛すね肉薄切りは包丁で叩き、ミンチ状にする。
- フライパンにオリーブオイルをひき、ニンニクを弱火で炒める。
- 香りが十分にたったら、玉ねぎ、にんじんを加えてしんなりするまで炒める。
- すね肉を加え、ほぐしながら色が変わるまで炒める。
- トマト缶、デミグラスソース、赤ワイン、コンソメ、ローリエを加えて中火で煮込む。
- 好みの濃度まで煮詰まったら、塩、コショー、ナツメグ、タイムで味を調える。
- 今回は、味が濃く安めに手に入るすね肉を使用しました。薄切りのままだと柔らかくなるまで煮込むのは大変ですが、細かくすれば意外と早く柔らかくなります。
- すね肉の叩き具合はお好みで。今回は肉っぽくしたかったので、粗めにしました。
- 濃厚さを出すため、デミグラスソースを加えました。缶詰一缶だとデミグラスが強くなりすぎるので、少量のパウチのものを使いました。
- すね肉から出る濃い牛の旨味とデミグラスのコクで、ビーフシチューに近いようなまったりしたミートソースになりました。たまにはこんなパスタもいいかも。
★ベーコン入り潰しポテトサラダの作り方
- じゃがいもは皮をむき、角切りにする。にんじんはいちょう切りに、玉ねぎはみじん切りにする。
- 鍋に水と塩、じゃがいもを入れて火に掛け、茹でる。
- ベーコンは細切りにし、フライパンでカリカリになるまで焼く。
- じゃがいもが茹で上がる少し前ににんじんを加え、火が通るまで茹でる。
- ざるにあけて湯切りし、再度鍋に戻して弱火に掛け、粉ふき芋にする。
- ボールに入れ、熱いうちに粗く潰す。
- 6に玉ねぎ、ベーコン、オリーブオイル、塩、コショー、レモン汁、セージ、粒マスタード、マヨネーズを加えてよく混ぜる。
- うちの実家のポテサラは潰さず角切りのままだったので、僕もいつもその作り方で作っていました。今回はこれまた潰したポテサラが食べたい、とのリクエストで、初めて普通の作り方をしてみました。
- 潰してもホクホク感を出したかったので、茹でた後に粉ふき芋にしました。時間があるときは芋を蒸かして使うとよりホクホク感が出るかもしれません。
- 食感のアクセントとして、カリカリベーコンと刻み玉ねぎを加えました。ポテサラのまったりとした食感の中に、カリカリ・シャリシャリといい歯ごたえをプラスできます。
- マヨネーズだけで味付けするとかなりコッテリになってしまうので、オリーブオイルと塩、レモン汁でベースを決め、マヨネーズは風味付け程度に抑えました。市販のドレッシングをベースにしてもOK。
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