実は今、2日から相方が帰省中。プチ独身ということで、自分の好きなものを食べて飲んでの、ある意味楽しいお正月。
でも、1週間近く経つと、やっぱり誰かの為に料理を作りたいと思い始めるものです。自分の為にだけでは、つまらないですからね。
そんな1年に数度のプチ独身も、今日で終わり。そうとなれば徹底的に自分好みのものを作っちゃいましょう。普段は許されない、魚介の凝縮した風味を楽しむ、シンプルなキムチ鍋を作りました。
自分の為だけなので手順は簡単。でも、美味しい。魚からはビックリするほどの旨味が出ます。あぁ、幸せ・・・。
僕がこの旨さを体感できるのは、年に数度。でも好き嫌いの激しい相方は、この旨さすら知りません。僕自身、好き嫌いなく育ててくれて、親に感謝感謝です!
今回は、だしを愉しむ海鮮塩キムチ鍋をご紹介。
★だしを愉しむ海鮮塩キムチ鍋の作り方
- にんにくは厚めのスライス、しょうがは千切りにする。ニラや好みの野菜は一口大に切る。
- タラやかわはぎ、カキなど、魚介を用意する。魚は必要により一口大に切り、物により洗っておく。
- アサリは砂だししてこすり洗いする。
- フライパンにごま油をひき、にんにく、しょうが、キムチを中火で炒める。
- 土鍋にお湯を沸かしておく。
- 4のキムチの汁が無くなってきたら、5の土鍋に移す。
- キムチが入っていたパックに水を入れ、キムチの調味料の残りを良く溶かし、6のフライパンに移す。
- フライパンを再度火に掛けて蓋をし、沸騰したらアサリを入れて再度蓋をする。
- アサリの口が開いたら取り出し、残っただし汁を5の土鍋に移す。
- 土鍋のだしの味見をし、塩、みりん、砂糖で味を調整し、風味付けにしょう油を少々加える。
- 食卓で、豆腐、野菜、白身魚、かきなどを好みの具合まで煮て頂く、取り分けておいたアサリは、食べる直前に加えてしゃぶしゃぶのように温めて頂く。
- いつもは味噌やオイスターソース、中華ダシなどによりコクのあるキムチ鍋に仕立てますが、今回は魚介の旨味と香りを存分に味わいたかったので、塩、甘味、しょう油の香りだけにしました。入れる具材がきちんとしていれば、ビックリするくらいのだしに仕上がります。
- だしの素を加えない分、キムチは良く炒めて旨味を濃縮します。また、加える具材も、タラやカキ、アサリなどダシの出るものを選ぶと良いでしょう。
- 今回は1人鍋なので具材は少ないですが、可能であればベビー帆立や渡り蟹、白子を入れても美味しいです。とにかくお好みの魚介を存分に加えてください。
- 魚介や野菜の旨味がぎゅっと出ただしを一緒に頂くので、塩分は控えめに。具とスープを一緒に愉しみます。
- 〆はぜひ雑炊で。うどんよりも良く吸い、クッパと和の雑炊のいいとこ取りの美味しい雑炊になります。
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