台風が過ぎた途端、一気に秋らしさが増し、朝夕などは肌寒く感じるようになってきました。あれだけ暑い暑いといっていた夏も、去ってしまうとなんだか寂しい気分。これから寒い冬へ向かうんだなぁ、などとしみじみ思ってしまいます。
そんな秋といえば、やっぱり食欲の季節。スーパーにも美味しそうな食材が並び、買い物に行くのも楽しくなります。中でも秋なすやきのこ、さんまなどは僕の定番中の定番。和洋中にアレンジでき、何よりお財布に優しいのが嬉しいですね。
今回は、そんな秋の食材をふんだんに使ってみました。なすときのこの秋色グラタン、梨とスモークサーモンのサラダをご紹介。
★なすときのこの秋色グラタンの作り方
- 玉ねぎ半分はみじん切りにする。にんにくもみじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイルをひき、にんにく、玉ねぎを香りが出るまで炒める。
- 挽肉、ちぎった鷹の爪を加えて更に炒める。
- トマト缶を加えて中火に掛け、好みの具合まで煮詰まったら塩、コショーで味を調え火を止める。
- しめじ、まいたけは小房に割いておく。玉ねぎの残り半分はスライスする。
- 米なすはしま状に皮を剥いて適当な厚さに輪切りにし、水に晒してあく抜きしてラップに並べ、電子レンジで加熱し下茹でしておく。
- じゃがいもは皮を剥いて適当な厚さにスライスし、ラップに並べて電子レンジで加熱し下茹でしておく。
- 鍋にオリーブオイルをひき、スライスし玉ねぎを中火で炒める。
- 玉ねぎがしんなりしたらきのこ、塩、コショー少々を加え、水分を飛ばすようにしっかり炒めて取り出す。
- 同じ鍋にバターを溶かし、小麦粉を加えて弱火で炒める。
- 粉っぽさが無くなったら牛乳を少しずつ加え、団子状になるよう練っていく。
- 牛乳を加えて練るの作業を繰り返して滑らかになったら牛乳で伸ばし、弱火でとろみがつくまで加熱する。
- 好みのとろみになったら塩、コショーで味を調え、取り出しておいた炒め具材を混ぜる。
- 耐熱容器に米なすを並べて4のミートソースを敷き、じゃがいもを重ねて更にミートソースを敷く。
- その上に具材を混ぜたホワイトソースを掛け、とけるチーズとパン粉を掛ける。
- オーブンのグラタンコース(無い場合は180℃で予熱しておいたオーブン)で好みの焦げ目が付くまで焼く。
- 僕の好きな料理の一つ、グラタン。ホワイトソースもミートソースもどちらも好きですが、今回はそれを合わせました。上下2層にすることで、それぞれ単独の味と混ざった味を楽しめます。
- 一見手順が多いように感じますが、ミートソースを煮詰める間に具材の下ごしらえや炒め、ホワイトソースを煮る間になすやじゃがいもの下茹でと、作業を並行して行えば意外と短時間にできてしまいます。
- なすから水分が出るので、ミートソースはしっかり目に煮詰めた方が美味しくなります。
- 今回はカロリーと手間を考慮してなすとじゃがいもはチンだけしました。面倒で無い場合はチンした後にオリーブオイルで焼いて焼き目を付けたほうが水分も飛び濃厚な仕上がりになります。
- きのこはしっかり炒めて水分を飛ばすことで、香ばしさをプラスしホワイトソースが薄まるのを防ぎます。
- ホワイトソースもミートソース同様、いつもより気持ち固めに仕上げたほうが全体のまとまりが良くなります。
★梨とスモークサーモンのサラダの作り方
- 玉ねぎは薄くスライスする。かいわれ大根は縦半分に切る。
- 梨は皮を剥いて軸を取り、好みの大きさの拍子木切りにする。
- ボールに梨、玉ねぎ、かいわれ大根を入れ、塩、コショー、レモン汁、オリーブオイルを加えてよく混ぜる。
- 皿に3のサラダを盛り付け、スモークサーモンを載せてバジル、セージを掛ける。
- 夏の終わりから秋にかけて美味しい梨を今回はサラダにしてみました。梨のほのかな甘酸っぱさとスモークサーモンの塩分がよく合います。
- サラダにするのであまり甘すぎない梨を選んだほうがいいかもしれません。
- 具材は食べる直前に味付けするのがポイント。和えてから時間が経つと梨の水分が出て食感や風味が損なわれてしまいます。
コメント