我が家はもうすっかりお鍋の季節になりました。ちょっと寒いなぁと思う夜に、熱々のお鍋と日本酒がたまらないんですよね♪
この日も気分はすっかりお鍋。でもスーパーへ行くと豚バラブロック肉がいつもでは考えられない安さで売っていたので、バラブロック肉を使った料理にするか、お鍋にするか、激しく思案してしまいました。
そこで思いついたのがこのお鍋。もつ鍋をイメージし、作り方は本当に思いついたままあてずっぽう。だし取りとバラの煮込みもいっぺんにやってしまうというずぼらなやり方ですが、それがかえって大正解。豚の旨味がしっかり染み出た、とっても美味しいスープになりました。
今回は、もつ鍋風豚バラ煮込み鍋をご紹介。
★もつ鍋風豚バラ煮込み鍋の作り方
- 圧力鍋に豚バラブロック肉を切らずにそのまま入れ、水、にんにく、かつお節、昆布を入れる。
- 蓋をして強火に掛け、蒸気が上がったら弱火にして30分加圧する。
- 火を止めてそのまま1~2時間放置する。
- ピンが下がっていることを確認して蓋を開け、豚バラ肉を崩さないように気をつけながら取り出す。
- 鍋に4の煮汁を漉し、みりん、しょう油で味付けする。
- 豚バラ肉は付いているかつお節を取り除き、小さめの角切りにする。
- ニラは適当な長さに、キャベツはざく切りにする。豆腐は適当な大きさに切る。ニンニクは厚めにスライス、鷹の爪は種を取りはさみで輪切りにする。
- 鍋に豚バラ肉、豆腐を入れ、キャベツ、ニラを載せ、ニンニク、鷹の爪を散らす。
- 中火に掛け、 全体が煮えたら頂く。
- 今回は豚バラをトロトロに煮込むのとだし取りを一緒に行いました。そうすることで手間が省けるだけでなく、だしの味はしっかりと豚に浸み込み、スープには豚のだしがしっかりと出ます。圧力鍋ならアクやかつお節の生臭さもほとんど出ません。
- うちでは花かつおを使っていますが、細かい削り節でだしを取る場合は、だしパック等に入れたほうが豚バラにまとわり付かなくていいかもしれません。
- ニンニクは厚めに切ってたっぷり入れると具のひとつとして楽しめます。お好きな方にはお勧めです。
- 今回はしょう油ベースにしましたが、味噌ベースでも美味しそう。
- とろっとろになった豚バラ肉にだしや野菜の旨味がしっかりと浸み込み、一口噛めば幸せになります。プルンプルンの脂は、どこかもつにも似た雰囲気があるので、家庭で手軽にもつ鍋気分を味わえます。
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