11月に入りぐっと気温が下がる日が増えてきました。秋は深まるばかりで、もう少しすると冬の足音が聞こえてくる季節です。そんな過ぎ行く秋を食卓でも感じようと、なすやきのこ、里芋などの食材が大活躍。
これらの食材は和洋中どんなアレンジでも美味しく頂けるのも嬉しいポイント。その日の気分に合わせ様々な姿に変身してくれ、登場回数が増えても飽きることはありません。我が家の秋に欠かせない主役たちばかりです。
今回は、なすと里芋のピリ辛味噌炒め、きのこと揚げのおろしサラダ、大根葉とさつま揚げの生姜煮をご紹介。
★なすと里芋のピリ辛味噌炒めの作り方
- なすは乱切りにして水に浸しあく抜きする。
- 里芋は皮を剥いてくし型切りにする。
- 鶏モモ肉は一口大に切る。ニンニク、しょうがはみじん切りにする。
- ボールに味噌、みりん、オイスターソース、しょう油を入れて良く混ぜ、合わせ調味料を作る。
- 1のなすをラップで包み電子レンジで2~3分程加熱する。
- 2の里芋もラップで包み電子レンジで2~3分程加熱する。
- フライパンにごま油をひき、ニンニク、しょうが、豆板醤を加えて弱火で炒める。
- 香りがたったら鶏モモ肉を加え、火が通るまで炒める。
- 鶏肉に火が通ったらなす、里芋を加え、油が回るように全体を混ぜながら炒める。
- 4の合わせ調味料を加えて全体によく絡める。
- なすや里芋と相性の良い味噌。今回はオイスターソースでコクを出し、豆板醤でピリ辛にしてみました。
- なすと里芋は電子レンジで加熱してあるので、仕上げの段階で炒め合わせるだけでOK。特になすは先に加熱しておくことで余分な油の吸収を防ぎます。
- 油と馴染んだなすのトロッとした食感と、里芋のねっとりとした食感を楽しめる一品。味噌がよく絡みご飯のおかずにも、ビールのおつまみにもピッタリです。
★きのこと揚げのおろしサラダの作り方
- お好みのきのこは食べやい大きさに割くか切る。
- 油揚げは魚焼きグリルで両面こんがり焼き、短冊切りにする。
- ハムは太めの千切りにする。
- 大根は皮を剥きおろす。
- フライパンに少量のごま油をひき、1のきのこを強火で水分を飛ばすように炒める。
- ボールに5のきのこ、油揚げ、ハム、水気を適度に絞った大根おろし、ポン酢、マヨネーズ少々、コショーを加えてよく和える。
- 今回はきのこおろしからヒントを得てサラダ仕立てにしてみました。炒めたきのこや油揚げの香ばしさが食欲をそそります。
- 大根おろしとマヨネーズは一見合わないように見えますが、マヨネーズの量さえ加減すれば意外と合います。マヨネーズのくどさをおろしが消し、おろしの辛さをマヨネーズがまろやかにしてくれます。
- きのこはしっかりと炒めて適度に水分を飛ばすのがポイント。香ばしさが出るとともに、余分な水分で味がボケるのを防ぎます。
- 大根おろしは気持ち強めに絞ったほうが水っぽくなりません。絞りすぎるとパサ付くのでご注意を。
- 使うきのこはお好みで。今回は舞茸と平茸を使いました。
★大根葉とさつま揚げの生姜煮の作り方
- 大根葉は適当な長さに切る。さつま揚げは一口大に切る。生姜は千切りにする。
- 鍋にかつおだしを温め、みりん、しょう油を加え、大根葉、さつま揚げ、生姜を加えて中火で煮る。
- 大根葉が柔らかくなり好みの具合まで味が浸みたらできあがり。
- 立派な葉っぱの大根を見てしまうと買わずにいられない僕。大好物の大根葉を今回は煮物にしました。
- 大根葉は繊維質で硬いので、しっかりと煮て柔らかくします。シャキシャキの食感とはまた違う美味しさになります。
- これから寒くなる季節。生姜をたっぷりと効かせると体もポカポカになります。
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