圧力鍋で簡単に白濁鶏がらスープがとれるようになって以来、その美味しさにすっかりはまってしまい、我が家の水炊きは白濁スープ専門に。ほっんとうに美味しいんです♪
この日は今シーズン初の白濁水炊き。冷蔵庫に残っていたキャベツが思ったよりも多く、煮たはいいものの残ってしまいました。いつもなら翌日にちゃんぽんにしたりしますが、それでも消費しきれないほど残ってしまったので、ちょっとリメイクして次の日の晩ごはんにすることに。
トロトロに溶けたキャベツとまろやかな鶏がらスープ、何より鍋の具材のだしがすべて詰まったスープはそれだけで十分濃厚。ミルクを加えれば極上のチャウダーになってくれました。これ、水炊きの次の日の定番メニューになりそうです。
今回は、濃厚がらキャベチャウダー、たこと柿のカルパッチョをご紹介。
★濃厚がらキャベチャウダーの作り方
◎白濁鶏がらスープの取り方
- 鍋にお湯を沸かし鶏がらを下茹でしてきれいに水洗いする。
- 圧力鍋に水と(1)の鶏がらを入れて蓋をし、強火に掛ける。
- 蒸気が上がったら弱火に落とし、15分程加圧し自然放置する。
- ピンが下がったら蓋をあけ、泡だて器でがらを細かく砕き、再度蓋をして強火に掛ける。
- 15分の加圧、自然放置、砕きを3回程度繰り返したらざるで濾す。
◎濃厚がらキャベチャウダーの作り方
- キャベツはざく切りに、じゃがいも、れんこん、ベーコンは角切りにする。
- 残った水炊きのだしでキャベツが柔らかくなるまで煮る。
- フライパンにバターを溶かし、ベーコン、じゃがいも、れんこんを炒め、2の鍋に移す。
- フライパンに再度バターを溶かし、小麦粉を粉っぽさが無くなるまで炒める。
- ダマにならないよう注意しながら少量ずつ牛乳を加えて延ばし、2の鍋に移す。
- 具材に火が通って全体が馴染み、とろみが付いたら塩、コショーで味を調える。
- 今回は色々なお鍋やシチューに使う白濁鶏がらスープの手順を抜粋して載せました。下茹では面倒なら省いてもOKですが、スープの仕上がりが若干違ってきます。
- 時間は掛かりますが、最低でも加圧→砕くの工程は3回はやったほうが濃厚で美味しくなります。
- ざるで濾すときはお玉でしっかりと絞りきるようにして鶏の旨味を残さずスープに移します。
- この美味しさは、お鍋の残りのだしを使ってこそ。次の日の贅沢と言える美味しさです。
★たこと柿のカルパッチョの作り方
- たこは薄くスライスする。柿は角切りに、ミニトマトは半分に切る。
- たこを皿に並べ、柿、ミニトマトを回りに散らす。
- 塩、コショー、バジル、セージ、レモン汁、オリーブオイルを掛ける。
- よく作る基本のたこカルパッチョに柿を加えてみました。ほんのりとした甘さが白ワインに良く合います。
- 柿はしっかり熟したものよりも若干硬めの方が甘ったるくなくたこと合うでしょう。
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