今年は暑い、暑すぎる!もうすぐ10月だというのに真夏日が続き、もう3ヶ月は続いている灼熱地獄。ですがこの日は雨が降り、久々にエアコンなしで居られる気温に。
窓を開け、天然の風の涼しさを感じるという幸せ。そうなると、途端に食べたくなる秋の味覚。せっかく気温も落ち着いたし、来週にはまた真夏日が復活しそうだしと、束の間の涼しさに合わせてきのこをたっぷりと使ったシチューを作ることに。
でも実は、相方さんはきのこが苦手。一部のきのこを除き、味や食感がプラスチックみたいと言うのです。でもやっぱり今日はきのこをどっさり食べたい!燃えるきのこ欲を抑えられず、調理法に工夫を加えてみました。
その工夫というのは、きのこをきつね色になるまでしっかりと炒めること。すると旨味が最大限に引き出され、くたりとした食感もクリームシチューのまろやかさにピッタリ。これならたくさんきのこを使っても大丈夫。適当に作った秋色シチューに、手前味噌ながらおいしいおいしいと舌鼓を打つのでした。
ということで今回は、しっかり炒めたきのこシチューをご紹介。
★しっかり炒めたきのこシチューの作り方
- 舞茸、ぶなしめじ、霜降りひらたけは適当な大きさに割く。エリンギは2~3等分の長さに切り、適当な太さに割く。玉ねぎは薄めにスライスする。
- 鶏むね肉はひと口大に切り、酒、塩、コショーを揉みこみ小麦粉をまぶす。
- シチューパンにバターを溶かし、玉ねぎ、きのこを入れて中火で炒める。
- 全体がしっかりときつね色になるまでよく炒めたら、ホワイトソース缶、水、2の鶏肉を加えてよく混ぜ弱火で煮る。
- 鶏肉に火が通りとろみがついたら、塩、コショーで味を調える。
- 玉ねぎときのこをしっかりと炒めて旨味を引き出すことで、深い味わいのシチューになります。
- きのこから濃い旨味が出るため、味の濃いシチューの素ではなくホワイトソース缶がおすすめ。よりダイレクトにきのこの旨味を感じることができます。
- 鶏むね肉は酒を揉みこみ小麦粉をまぶすことで硬くなりにくく、味の絡みも良くなりシチュー自体にもとろみがつきます。
- 使うきのこはお好みで。えのきやジャンボマッシュルームを加えてもおいしそう。
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