この日は二昼夜明け。仕事が終わると今夜は何を食べようかな?と考えるのがお楽しみ。いつも通りそんなことを考えていると、無性に酢豚が食べたくて食べたくて、もう仕方が無くなってしまいました。
よくよく考えてみると、酢豚自体作るのは10年近く振り。そしてきちんと揚げる酢豚ともなると、人生2度目のチャレンジ。まぁでも他にも甘酢あんなどは作ってきたので、何とかなる。いつもの適当全開で酢豚にチャレンジすることにしました。
いざ作ってみると、酢豚ってこんなに簡単だったの!?と拍子抜けするくらい簡単。これまでは揚げ物封印だったので、野菜は事前に電子レンジでチンしたり、お肉は硬くならないように気を使ったりと、面倒なイメージがありました。
そしてやっぱり、揚げて作ると本当に美味しい。これまで作ったなんちゃって酢豚とは全く違いました。揚げてから絡めるというレシピが王道であり続けるのは、手早く簡単に出来るし、何より味に影響するからなのですね。今更ながら、揚げ物解禁して本当に良かった♪としみじみ思います。
今回は、カレー酢豚をご紹介。
★カレー酢豚の作り方
- 豚ロース(または肩ロース)とんかつ用肉は出来るだけ分厚いものを選び、調理する1時間ほど前に冷蔵庫から出し、室温に戻しておく。
- 玉ねぎ、万願寺唐辛子は大きめのひと口大に、新れんこんは厚めの半月切りにする。
- 1のロース肉の片面に、厚さの半分程度の深さまで格子状に包丁を入れる。
- 3を裏返してひと口大に切り、ビニール袋に入れて塩、コショー、酒を加えてよく揉み込む。
- ボールに水、ケチャップ、しょう油、酢、砂糖、味覇、カレー粉、コショー、片栗粉を入れてよく混ぜる。
- 揚げ油を170℃程に熱し、玉ねぎ、新れんこんを入れて揚げる。
- 気泡が小さくなり透き通ってきたら、万願寺唐辛子を加えて揚げる。
- 火が通ったらバットに移して油を切る。
- 4に卵を割り入れて良く揉み込み、片栗粉を加えて全体に衣付けする。
- 9を油に入れ、火が通ってきつね色になるまでカラッと揚げ、バットに移して油を切る。
- 中華鍋(またはフライパン)に5を入れて強めの弱火に掛け、ダマや焦げが出ないよう混ぜながら、とろみが付くまで加熱する。
- 11に揚げた具材を入れ、全体にさっと絡める。
- 今回のポイントは、酢豚の甘酢にカレー粉を加える、ただそれだけ。でもそれだけで普通の酢豚が一気に夏向きに。カレーの香辛料と甘酢の酸味がガッツリ食欲をそそります。
- 豚ロースは片面に深く包丁を入れることで、しっかりと筋が切れ柔らかく仕上がります。火の通りも早くなるので、身が縮む前に揚げあがり、特別なことをしなくてもさくっと柔らかな酢豚になります。
- 使う野菜はお好みで。カレー味なのでにんじんやじゃがいもも美味しそう。しいたけやパプリカ、たけのこ等でも。
- 僕は酢豚はケチャップ派ですが、お好みでしょう油ベースや黒酢あんにカレー粉を加えたものでも。また、オイスターソースを加えるとより深い味になります。
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