ここ最近、急に寒くなってきた東京。今月前半までは半袖でも暑いくらいだったのに、あっという間に秋を行きすぎ冬の近さを感じさせるような気温に。最近では春も秋も短くなり、そのうちに四季から二季になってしまうのではと思うほど。
寒くなってくると、いよいよ美味しくなるのがお鍋。手軽に野菜をたっぷり食べられおつまみにもなるので、うちではかなりの高頻度で食卓にのぼります。
この日はなんだか無性に鶏団子鍋が食べたい気分。いつも通り作ろうかと冷蔵庫を覗いてみると、おろすにも煮るにも中途半端な量の大根を発見。具として加えるのもいいですが、何となくの思い付きで鶏団子に入れてみることに。
するとふっくらジューシーな鶏団子の中に感じる、大根のしゃきしゃき感。なんだ、この食べ方正解じゃん!適当な思い付きが成功し、我ながら自画自賛してしまうのでした。
ということで今回は、しゃきしゃき大根の鶏団子鍋をご紹介。
★しゃきしゃき大根の鶏団子鍋の作り方
- 大根は薄く輪切りにし、更にそれを千切りにして塩もみし、しばらく置いておく。
- 豆腐はひと口大、白菜はざく切り、しいたけは厚めにスライスする。
- 1の大根をぎゅっと絞ってしっかり水気を切る。
- 3の大根に鶏ひき肉、卵、塩、コショー、ごま油少々を加えてしっかりと混ぜる。
- 土鍋に水、昆布、白菜、しいたけ、豆腐を入れて火にかける。
- 具材が煮えてきたら4のタネをスプーンで丸く成形し、鍋に落としてゆく。
- 鶏団子が煮えたら、ぽん酢とねぎやもみじおろし等の薬味で食べる。
- 大根は繊維を断ち切る方向で千切りにするのがポイント。塩もみで柔らかくなり、鶏団子の中にしっかりと馴染んでくれます。
- お鍋に加える食材はお好みで。ポン酢に合うものなら何でもOKです。
- 鶏団子からだしが出るので、〆は雑炊がおすすめ。鶏だしと卵を纏ったご飯は、何とも言えないおいしさです。
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