今日はうちの相方さんが和歌山産松茸を持って帰ってきてくれたので、急遽松茸中心のメニューにしました!
まずは定番、焼き松茸。国産はやっぱり香りが違います!大ぶりで、繊維もしっかりしています。焼いていくとジュースがにじみ出て、一口含むと、口から鼻まで松茸の芳醇な香りが広がります。
国産は香りが強いことはもちろん、旨みも強い。しょう油とすだちだけつけて食べましたが、いいだしが口中に広がります。あぁ幸せ~!
今日はもともと、鯛めしを炊こうと思っていたので、買っておいた鯛は塩焼きに。愛媛産のいい鯛で、皮目をパリッとするまで焼くと、上品な脂と旨みが引き立ちます。
焼く30分前くらいに塩を振り、焼く直前にペーパータオルでしみ出た汁を拭くのが臭みを消すコツ。身もいい具合に締まります。この塩焼きと松茸で日本酒を楽しみました。
そして、この前鍋をやった際に使わずじまいだったうどん。それを食べなければいけないということできのこうどんにしました。
- 鍋に湯を沸かし、たっぷりの鰹節でだしを取る。
- だしにみりん、しょう油、味噌で味を決める。
- つゆに三角に切った油揚げ、豚のこま切れを加え、味が染みるまで煮る。
- 一口大にほぐしたシメジ、まいたけ、4cm幅に切った青ネギを加え、煮立ったらうどんを入れて3分ほど煮る。
- 小口に切った青ネギと七味でいただく。
こちらが今回の傑作、松茸ご飯。今まで失敗続きの鬼門だった土鍋で炊いてみました。
- 米は軽く洗い、30分ほど浸水した後ざるにあけ、水を切っておく。
- 必要な分量のかつおだしを取っておく。
- 土鍋に洗った米、さいた松茸を平らに広げる。
- 薄口しょう油とダシを足して米の1割増の分量の水分を加える。
- 塩で最終的な塩分を決める。
- 土鍋を中火に10分ほど掛け、吹いてくるのを待つ。
- 吹いてきたら弱火に落とし、10分ほど炊く。
- 蒸気が少なくなってきたら、15~30秒ほど強火にし、火を止め15分ほど蒸らす。
- 中火の時間は目安で、土鍋の縁がポコポコ吹く位までキープします。
- 弱火にしたら10分、蒸気が盛んに上がっていたのが、急に落ち着きます。そうしたら水分が飛んだしるし。
- 途中ふたを取らないというのはあまり気にする必要がなく、逆に仕上げを見極める際には開けたほうがいいかもしれません。中の状態を確認し、炊けたこと確かめてから火を止めたほうが間違いありません。
- 最後の強火は必須。余分な水分が一気に飛んでふっくらと仕上がります。おこげを作りたい人はここで長めに。
今まで1回も土鍋ご飯を成功したことがありませんでしたが、今一度正しい炊き方をネットで確認し実践したところ大成功!
炊飯器で炊くのとは比べ物にならないほどふっくら炊き上がります。芯までしっかり水分と味を含み、モッチリします。
時間も大した差は無いし、簡単なので今度から土鍋で炊き込みにハマりそうです。
こんな具合で今夜は秋の宝石を大満喫しました!
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